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架空M1グランプリ2011

仮想M1グランプリの詳細については僕の前回のnoteを参照してください。

https://note.com/mdeluxe_2459/n/nc32e09d998cf

結成年はM1基準で、結成年の翌年を1年目と数えています。

まず、出場全9組をネタ披露順に紹介します。ちなみにネタ順はくじ引きで事前に決めています。

スーパーマラドーナ(結成8年 初出場 大阪吉本)
 昨年(2010)は準々決勝敗退だったが、2011年のNHK上方漫才コンテストやMBS新世代漫才アワードでの優勝をひっさげ初出場。20004,2005,2006,2008,2009準決勝進出。

学天即(結成6年 初出場 大阪吉本)
 2005年にアマチュアとして初出場ながら準決勝に進出したが、以降は3回戦敗退が続いていた、今大会のダークホース。今年(2011)のMBS新世代漫才アワードでは決勝に進出。

③スリムクラブ(結成6年 2年連続2回目 東京吉本)2010年2位    
昨年は独特の漫才で会場を沸かせたが笑い飯に敗れ惜しくも準優勝。今年は優勝を狙う。

マヂカルラブリー(結成4年 初出場 東京吉本)
 昨年は準決勝に進出し21位。ついに出場の東京吉本期待の若手。結成間もないものの、その唯一無二な漫才に対し芸人内からの評価も高い。

ナイツ(結成10年 4年連続4回目 マセキ芸能社)      2008年3位 2009年4位 2010年6位
年々決勝での順位を落としており、決勝進出も危ぶむ声もあったが時事ネタを封印(?)し唯一の他事務所としてラストイヤーにも出場。

⑥ウーマンラッシュアワー(結成3年 初出場 東京吉本)
 2011年ABC最優秀新人賞受賞の勢いのまま出場、島田紳助氏も絶賛のスーパールーキー。昨年は結成2年目ながら準決勝に進出し予選18位と大健闘。

パンクブーブー(結成10年 3年連続3回目 東京吉本)    2009年V、2010年3位
ラストイヤーに、昨年果たせなかったV2を狙い出場。優勝後も漫才にこだわる彼らは、今年はストレートで決勝に進出。今大会の優勝候補。

銀シャリ(結成6年 2年連続2回目 大阪吉本) 昨年は初の決勝進出ながら5位と大健闘。今年は上方漫才新人賞を受賞した大阪吉本期待の若手。

敗者復活:東京ダイナマイト(結成10年 2年ぶり3回目 東京吉本)
 2004年7位、2009年6位のファイナリスト経験者がラストイヤーに敗者復活から出場。
※敗者復活順位(今年から上位3位を発表)※
2.南海キャンディーズ(結成8年):こちらも決勝進出経験のあるコンビとして会場を沸かせたがあと一歩及ばず                
3.トレンディエンジェル(結成6年):個性的なキャラクターで会場を沸かせた。来年以降に期待が持てそう。               
{準決勝敗退17組}
9.南海キャンディーズ 10.さらば青春の光 11.囲碁将棋 12.東京ダイナマイト 13.トレンディエンジェル 14.アルコ&ピース 15.チキチキジョニー 16.ハライチ 17.ジャルジャル 18.我が家 19.プリマ旦那 20.夕凪ロマネコンティ 21.土佐駒 22.2700 23.ビタミンS 24.吉田たち 25.風藤松原(松原さんの肝不全のため辞退)

前年にM1常連であった笑い飯がラストイヤーに優勝し、M1は転換期へ。初出場が4組。ニュースターが現れるのか、それとも決勝経験者が意地を見せるのか?

いざ、開幕!!

①スーパーマラドーナ「コンビニ店員の女の子」87
ネタがしっかり作られていて、面白い。だが、どちらかというとベタなタイプのボケに審査員があまり高い点をつけなさそう。またトップバッターということもありボケ数がそこまで多くないと笑いの量もどうしても減ってしまいそう。

②学天即 「大河ドラマ」  89       決して発想が独特とかではないけれど、安定してかつテンポよくウケをとっている点は評価されそう。それから見てる方は想像力が要求されるので人によって評価分かれるかも。爆発的な笑いが起こらない分このくらいか?

③スリムクラブ 「面接」 94       
期待値をしっかり上回ってくる発想とワード。笑うポイントが少ないのに一回一回大きな笑いをとる。去年の準優勝ということもありかなり高い得点が付きそう。 

④マヂカルラブリー 「運動会」 85   
 独特な漫才に会場は沸くだろうし、僕自身めちゃくちゃ好きだが、M1決勝は斬新さより「うまさ」が評価される場である傾向があるように思うので、高得点は難しいのかも、、

⑤ナイツ 「90年代の曲」 91       
ボケ数も多くしっかりできたネタであるが、曲とか知らないと分からないネタな気がして、まあでも決勝審査員にはウケ良さそうだし、4年連続の安定感、そしてラストイヤーということもあり良い得点でそう。                      
⑥ウーマンラッシュアワー「バイトリーダー」92
期待の新星。以前とある番組で島田紳助氏が絶賛しており、期待通りの漫才を見せてくれた。今までになかった形で非常に面白いが、あまりにも早口なので評価が分かれそうでもある。平均するとこれくらいか

⑦パンクブーブー 「適当に作った長い話」96
2010年タイプのネタだが、当然のように面白い。さすがの安定感で、高得点をたたき出しそう。

⑧銀シャリ 「犬のおまわりさん」 93   
ツッコミにキレがあり、爆発力のある漫才であり、評価されそう。発想がさすが。順番も味方したかもしれない。決勝審査員はこういうちょっと昭和っぽいところも評価しそう。

⑨東京ダイナマイト「歌詞の涙を味噌汁に変える」88
発想が独特で個人的には好きだが、同じボケがずっと続く感じのネタは決勝ではあまり点のびなさそう。これは偏見かもだけど、松ちゃんとかは点数高そう(笑)


<最終決戦>
⑴銀シャリ 「安室奈美恵の歌」
 面白いけど、このタイプの歌ネタはM1では跳ねにくい気がする、、
⑵スリムクラブ 「困っている人を助ける」  またも思いがけない展開のネタ。決勝審査員が爆笑している姿が目に浮かぶ。
⑶パンクブーブー 「新聞勧誘」
 やっぱり安定して面白い。しかし、過去王者のラストイヤーの最終決戦ならば、もっとすごいのを見たかった気がしなくもないうえに、発掘的要素もあるM1で決勝審査員がV経験のある組に投票するとは思えなかった(現に2009ノンスタ、2010パンクブーブーには最終決戦では一票も入っていない)。

というわけで、2011年の王者は、、、スリムクラブに決定!!

<最終順位>
1.パンクブーブー 96
2.スリムクラブ 94           
3.銀シャリ  93                             
4.ウーマンラッシュアワー 92
5.ナイツ 91
6.学天即 89                                                                    
7.東京ダイナマイト 88                                                     
8.スーパーマラドーナ 87
9.マヂカルラブリー 85

次回は、仮想M1グランプリ2012となります。今大会に対する批評や、2012の出場者、優勝者予想などコメント欄にくださると興奮します。では。



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