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架空M1グランプリ         ~もし2011年以降もM1があったら~

 初めまして。僕は漫才が好きで、毎年M1は欠かさず見ております。2019年は結成12年(※M1基準:結成年の翌年を1年目と数える)のミルクボーイが優勝し、ラストイヤー15年目のかまいたちが準優勝、11年目のぺこぱが3位と、下積み期間の長かったコンビの躍進がありました。2018年こそ結成5年の霜降り明星が優勝しましたが、近年のM1は結成10年を超えたコンビの躍進、たとえば銀シャリ、とろサーモン、和牛、ジャルジャルなどです。やっぱり芸歴が長く舞台経験の豊富なコンビが有利になるのは当然だと思います。

しかし、2010年まではM1の出場資格は「結成10年以内」でした。なぜいま「結成15年以内」になっているかというと、2011年から2014年の間、M1は開催されず、その間に10年目を迎えてしまった芸人への救済として、M1再開時の2015年にルール変更されたものなのです。

暇な時間というのは、人間の想像力を掻き立てます。この自粛期間で、ふとこんなことを考えたのです。それは、「2011年以降も”結成10年以内”の条件のもとM1が続いていれば、どんなコンビが出場し、優勝したのだろう」ということです。M1がなかった2011~2014年の間、”THE MANZAI"がコンテストの形で行われましたが、この大会はプロの漫才師ならば誰でも出場できたため、結成24年の博多華丸大吉が優勝したりしました。若手の登竜門という側面は少なく、若手が売れるきっかけがこの期間は少なかったように思います。

 そこで、僕の暇つぶしとして「架空M1グランプリ」を開催することにしました。出場者は「結成10年以内」という条件のもと、THE MANZAIの予選であるサーキットの結果などを基準に出場者を選定し、その年に披露していたネタを各コンビ調べ、視聴し点数をつけ優勝者を決めることにしました。M1好きの方にはきっと興奮すると思うので、ぜひ僕の暇つぶしに付き合っていただければと思います。

ルールは以下の通りです。

・出場資格は、結成10年以内の漫才師

・出場者は、当時行われていたTHE MANZAIのサーキット結果、過去のM1での成績、M1グランプリとの相性等を総合考慮して、決勝進出者8組+敗者復活1組の計9組を選出。

・決勝では、僕個人の好みではなく、「決勝審査員が決勝の舞台でどう評価するか」を(僕なりにではありますが)考慮し、点数をつけ順位を確定します。

 あくまでお笑い素人である一人のお笑いファンの妄想ですので、賛否はあるかと思いますが楽しんでいただけたらと思います。

 ということで、次回は「架空M1グランプリ2011」を開催します。たぶん1週間に1回くらいの頻度で開催します。出場者、優勝者を予想して更新を待っていてください。また、この記事の読者の方の予想や意見もコメント欄に書いてくださると、僕が興奮します。

では。

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