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【MTG】オムグレイス調整記2【パイオニア】

クソデッキ改良の兆し

さて、無駄な前置きは省きたい所である。
この記事は前回の続き、デッキの改良を行っていくものになります。
未読の方は是非前回も見ていただきたい。
それでは今回もデッキの調整をしていこう。

1.不要なカード、強いカード

カードには当然強さの差がある。
そんなこと今更言われるまでもないとは思うが、この場合はデッキ内での役割の話をしたいと思う。
前回のリストをしばらく回していて感じたことが、マグマの洞察力のサイドアウト率の高さと、ティムールの隆盛の設置タイミングの無さである。

こいつハンド増えねぇじゃねーか

比較的アドバンテージの取り合いになりやすいパイオニアにおいて、ソーサリータイミングで土地しか捨てられないルーティングを撃つ意味ははたしてあるのだろうか?
ウィンドグレイスで回収するのが目的とは言え、フェッチ7枚ならおおむね墓地に土地を送れる。
終盤で素早くドローに変換できない可能性がある上に、ウィンドグレイス自体が土地を捨てる起動能力を持っているため、27枚の採用にも関わらずハンドから土地が枯渇することが多発する。
そもそも1~3ターン目のアクションを除去やトラッカーに回したいので序盤・中盤・終盤共に使うタイミングがない。
前述の理由と、マナ拘束のキツさ(基本土地が多いため)からティムールの隆盛も正直置くタイミングが無い。
隆盛→加速→群れの渡りは強いがそのために不要札をハンドに抱える危険性も孕んでいる。
どちらも回った時は強いカードであるが初手のキープ率を下げる要因となっているし、今回は一度ベンチに下がって貰おうと思う。

2.リスト更新

では、今現在のデッキリストを公開します。

5C二ヴじゃねーか

空いた枠に採用するカードとして”白日の下に”に白羽の矢が立つのは当然かもしれない。
5色でるデッキであるし、オムナスorウィンドグレイスのどちらかしか引けない事態を減らしてくれる。
オムナス設置からの5ターンウィンドグレイスor白日で強いパターンが増えたし、何よりも器用なカードだ。
二ヴの枚数が1枚なのは、そもそも主軸がそちらではないことと、4マナクリーチャーをどちらも持ってこれないという問題からだ。
6/6飛行を立てつつ2枚目の白日を探す時や、地上を固められて思うように攻められないタイミングが来ることも考えて1枚は採用することとしました。

他に、消失の詩句とウルザの殲滅破を採用。
軽量除去と、こちらのレジェンドを巻き込まない全体除去を取ることによって、受けに回った時の切り替えしもできるようになったと思われる。

3.休日パイオニア杯

さて、デッキが完成したところで実戦に臨もう。
今回は晴れる屋さん主催の10/23日パイオニア杯に参加しました。

一回戦 VS青白人間
〇×〇
反射魔導士や粗暴な聖戦士でテンポを取ってくるタイプの人間の亜種
初戦はプッシュ踏みつけで序盤を捌き、オムナス、ウィンドグレイスの連打から戦線が伸びたところに殲滅破を持ってきて勝ち
2戦目はサリアで白日をずらされて負け
3戦目はオムナスが通りライフレースを壊して勝ち

やっぱこいつ頭おかしいわ

2回戦 VSラクドスミッド
××
負け犬、税血に除去を引かずライフを削られたところにシェオルでGG
2回目はマリガン後にトラッカー置いたらヴェリアナ出てきてそのまま落とせずにリソース尽きて負け

3回戦 VSジャンド昂揚
×〇×
ジアトラの特使が奇襲で走ってきてハンドの除去が一枚も使えず殴りきられる
2戦目は砕骨を出したらそのまま殴りきった
3戦目は横並び展開され、こちらのレジェンドは除去で捌かれて負け

4回戦 VS白単人間
〇×〇
ライフ3まで削られるもののオムナス殲滅破が間に合って勝ち
返しにブン回りで負け
3戦目はオムナスがライフ12点回復して相手の心が折れる

5回線 VSジェスカイの隆盛コンボ
×〇×
先手オムナスから5ターン群れの渡り版図5を決めるものの返しにコンボ完走で負け
2戦目はオムナスとウィンドグレイスが並んでめちゃくちゃやって勝ち(白日3回撃った)
3戦目は真っ白、羅利骨牌でリソースを削るもリーアに白日で対応させられ、ハンド3枚からコンボスタートされて負け

こいつ人間にしか勝ってねぇぞ

戦績としては2-3
デッキとしてはかなり安定してきた様に感じる。
4戦目終了時点でオポ差で8位だったため、最終戦で勝てばSEに残れた可能性があっただけに悔しい思いをした。

4.反省点

メインはあとは土地関連と環境を見ての細かい除去の枚数調整だろう。
ただ、明らかにデッキ構造がコンボに弱い為、サイドボードは対コンボに寄せた構築にした方がよさそうに感じた。
いや、ジェスカイ隆盛はさすがに見てないって
ラクドスなどに対してはクリーチャーを丁寧に捌かれると弱い、特に"鏡割りの寓話"でハンドの質に差をつけられるとトップ勝負で負ける。
ウルザの殲滅破は強いのだが、レジェンドを用意できないタイミングで撃てる全除去も必要だった。
いっそのことジェガンサを差し替えることも検討に入れてみるのもいいかもしれない。

5.採用検討中のカード

メイン要因として検討中

もう4マナ要らないって!


ぶっちゃけ一番強い
あと3枚買いたくねぇなぁ


だから4マナマスカンはいらねぇって!


白日から速攻7点、意外とありか?

サイドボード検討中

ほぼ採用確定枠、ロータスも見れる


脳筋は勝つ

6.終わりに

このデッキはメタゲーム次第では大会で上位に入ることも可能なデッキだと私は信じてやまない。
5色のデッキである都合上採用カードにほぼ制限が無く、環境を読み切ったチューニングとプレイングがあればどんなデッキとも戦っていける底力のようなものを感じる。
それはそれとして使うとめっちゃ疲れる
なによりも使っていいて楽しいデッキであるので、しばらくはこのデッキをメインに腰を据えて調整していく。(兄弟戦争で環境が破壊されなければ、ではある)
それではまた次回、その時には3-0の吉報をお届けできるよう精進していく所存である。

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