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最近のお仕事と文章の話



今のわたしの仕事は、ポジティブを与える仕事だ

と最近思っている

相手をポジティブな状態まで持っていくために、跳び箱の前の踏み台みたいに、一度沈んで沈んで、跳ね上げなきゃいけない

その沈み込む動作をめんどくさがると、気づけば尻もちをついている
相手の反応でわかる
ぜんぜん言葉が刺さってないこと、心を開いてもらってないこと

人に言葉を届けるお仕事というのは、気をつかう ほんとうに、気をつかうお仕事だ

でもどうしてもエネルギーが湧かない日がある

この間、なんか思い立って過去自分が投稿していた文章を読んで、なんだお前、おもしろすぎるだろ、と思った
なんだか裸で、稚拙で、不器用で、防御ができてなくて、真正面から、体に傷をつけながらどこに着地するかわからないわたしを生きている



この半年、営業・育成と、人に影響を与えることをお仕事にしてきた

4年間1番側で仕事の酸いも甘いも教えてくれた先輩が、年間ベストマネージャー賞をとって泣いていた
先輩のスピーチは美しかった
人として、角の取れて、周りのこと、自分のことが素直に見えている人の言葉だったと思う

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わたしは、入社した時からマネージャーを一つの指標として、目標にしてきました。当時1番活躍されていた方とお仕事ができるよう直談判させてもらって、今のグループに入りました。



マネージャーになりたいと思っている新卒の皆さん、もしかしたら厳しいことを言うかもしれません

チャンスが回ってきて、そしてやっとなれたと思ったマネージャーというお仕事は、本当につらかったです。求められる視座も全然違う、人生で1番しんどい時期でした。

今回受賞したこの賞は、昨年度の実績を評価いただいたのだと思います。
それは、上長の〇〇さん、〇〇さんと、ずっとついてきてくれたひとつ下の芝原と、一緒に走ってくれたグループの皆とつくってきたものです。

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そして思った
人への感謝は、いつも最底辺から気づくものなのかもしれない。



わたしはこの4年間で、社会をうまく歩く方法がすこしわかってきたのだと思う。
最近は、自分の課題を思うことよりも、自分の仕事ぶりを、肯定する気持ちの方が大きい。
見えているモノ、扱えるものが増えて、点と点が線になる、そんなおもしろさを感じる。
自分だけの価値を、発揮させてもらえる環境を見つけられている。


でもその環境は、芝原がいていつも助かってるよ、と定期的にかけてくれるその一言があるから、成り立ってる


苦痛なクレーム対応も、その一言があるからこそ、「ぜんぜんですよ!こんなのへっちゃらです☺️」で終われる
直前までは全然、「私ばっかりワタシばっかりワタシばっかり…」て思ってる
その神みたいな一言があるから、オセロみたいにひっくり返って、『良い仕事をしたな』って、コンビニでデザートを買って帰る



ポジティブでいるのってエネルギーがいるんだ
ましてやだれかにポジティブを分け与えるなんて



天気も曇り、朝からどうしても気分が上がらなくて、タスクも全然終わらない。なのにどんどん仕事を回されて、休憩もろくに取れなくて、昨日はニコニコと許せてたミスも何ひとつ許せない、しんどいな、早く、早く帰りたい
ってとき
誰かが帰る前の一瞬
「〇〇のおかげで助かったよ、いつもありがとう」って言えるかどうか


人の関係性とか信頼ってそういう、一見些細に見える、でもその裏側にとてつもなく大きなエネルギーを伴うことばの、積み重ねなんだ


相手への要望とか、自分の状態とか、そういうのをおいて


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文章について


読み返していて、当時ほんとうにメンヘラって思われそうで載せるか迷って、載せたはいいけど結局皆んなからの反応も薄くてマジで載せなきゃ良かったって思うような殴り書いた文章ほど、ネイキッド芝原って感じでわたしはすきだと思った.笑

最近は自分のなかで進んだこととか広がった世界のことばかりを言葉にしているけど、
そんなの置いといて胸の中に巣食うドロドロなものたちを、転びかけで転倒着地させるような文章を、わたしのための文章が、居たら良いな

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