漫画読書感想 ラフって優しいし強い。
3日前から腹痛に悩まされてきた。
それなのに、昨日一昨日と苦手な宿直勤務。
ずっと腹の中にいる鈍い痛みと闘ってきた。
そして、満を持して昨日の夜に通院。
何と診断結果は、、、
「筋か骨格の関係からくる痛みでしょう。」
ん?それは総じて「筋肉痛」ってやつ?
主治医さんは直接そうは言っていないが、「筋肉痛」と言っても過言ではないでしょう。きっと。
その診断結果を聞いた瞬間から痛みが何でもないように感じてきた。
そして、一応腸内を整える薬とロキソニンの入った痛み止めの薬を処方してもらった。
今回の腹痛事件を通して感じたのは、「まず医者に行く」は大事なことだなということ。
なんか違和感があったら、迷わず医者へ。これで間違いないと思った。
なぜなら、診断結果と薬でこんなにも腹痛に対する捉えが変わったから。
通院する前は、「盲腸(虫垂炎)かな?」「もしかして悪性な腫瘍があるのかも、、、」と変な不安がいつも頭をよぎって、生きている心地がしなかった。
なんか調子が悪いなと思ったら、迷わず医者へ。
これからもそういった行動していきたい。
さて、今日は志向を変えて漫画の読書感想をしていきたい。
書籍は、「ラフ rough あだち充著 全12巻」である。
H2やタッチなどの名作を世に残してきたあだち充さんの作品である。
私はH2やタッチももちろん全巻買って読んだことがあるが、「やっぱりラフだな。好きな漫画は。」と思ってしまう。
何が面白いのか。
「さりげない気遣いや優しさ、そして強さが詰まったストーリー」
要旨は、「主人公大和圭介が同業種の憎きライバルの和菓子屋の二ノ宮亜美に恋をするストーリー。二ノ宮亜美が兄と慕う中西弘樹は大和圭介の憧れの存在。中西弘樹も二ノ宮亜美に恋心を持っている。大和圭介と中西弘樹、二ノ宮亜美の三角関係が見どころ。競泳を舞台としてそれぞれの人間模様が表現されている。」
私は「大和圭介」みたいになりたいと昔からずっと思っている。
最近では「キャラ経済」だ、なんて騒がれて数年経っているが、キャラ設定をするなら私は迷わず「大和圭介」を選ぶ。
大和圭介に惹きつけられる性格・行動
・自分のすごさをひけらかさない。(日本チャンピオンにも関わらず)
・ここは譲れないところでは強さを見せる。(憧れの中西にも「二ノ宮に謝れ」と主張する」)
・欲深くなく、シンプルに生きている。(ただ次におぼれた二ノ宮を助けるのは絶対おれでありたい、ただそれだけなんです)
・悪口を言うことはない。意地悪な行動がほとんどない。(親父をディスるようなことを言っているが、それは親父の良さを認めた上で冗談まじり)
・相手が傷つかないように想像した行動。(大和を好意を持っていた女性のことを二ノ宮に「俺がフラれたんだ、彼女に」と話す。)
・ときに大胆な行動。人間らしい。(溺れた二ノ宮を助ける場面で中西で泳ぎで負ける。落ち込む大和。二ノ宮の父親に自分の素性を明かす。逃げも隠れもしないという覚悟)
・なんだかんだ結果を出す力がある。(日本チャンピオンになる、中西に挑めるだけの結果を残す、校内マラソン大会で1位になりきれるなど)
要するに、あまり口数が多いわけではない、でもやる時はやる。そして、想像する力もあり優しい。といったところか。
私もそうなれたらカッコいいなと思う。
本書は「間を楽しめる、優しさや強さを感じる」至高の漫画だと激推しする。
読んだことがない人には何のこっちゃって感じの記事でした。すみません。
でも今日は、好きな漫画の好きなポイントを言語化することができて、私としては大変満足でございます。
ラフ好きの方から共感いただけると嬉しい限りです。
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