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読書感想 休みどころはどこか

全国各地で梅雨入りしたニュースが入ってくる。
例年より⚪︎日遅い梅雨入りだ。
今年の梅雨入りはどの地域も遅く、私の住んでいる地域もご多分に漏れずそうだ。

心配になるのは、いつも(例年)と違うこと。
間違いなく気候変動は起きていて、今年はどこも水害など大きな災害が起きないことを切に願う。

対岸の火事のように考えるのではなく、自分たちの地域でも防災意識は高めていきたい。
「どこに避難しますか?」「避難するときは何を持っていきますか?」「1番大事なものは何ですか?(家族の命です!)」

さて、今日も読書感想をしていく。
今日の書籍は、「僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人著」である。

元日本代表のサッカー選手。今はニュースキャスターとしてテレビで見ることも多い。
内田篤人さんが2011年に書き下ろした書籍(まだ現役)を読んでの思ったことをまとめる。

まず、結論から。
「サッカー選手の競技力向上のために、自己の体調管理はマストである。しかし、怪我や病気になることもある。スポーツ選手は無理をすることが多いが、一般人の私は休みどころを間違えないようにする。」

おいおい。あなたもスポーツ選手気取りですか?

だから、「一般人の私は」って言っているじゃないですか。

一見関係ない「内田篤人」と「私」。
関係ないじゃん、と言って終わらせればそこで終了。

いやいや、何か学べること、関係できるところもあるかもと考えることもできるよね。
今まで読んだ本で、、、
「安倍晋三」と「私」
「小児科医」と「私」
「IT企業家」と「私」
「ホームレス」と「私」

1番上の安倍晋三さんがパンチ効いている。笑

関係ないと取り入れないのは、人生もったいないと思う。
学べるチャンスを失っていると。

取捨選択が大事。だから関係ないと捨てることも大事。
ということもごもっともだ。

でも私は、人間皆同じ人間だから、共通項はあると思っているし、それを見つけたい、見つける作業に価値があると思っている。
知らない人と話すときに、共通の話題(共通言語)を探す感じと似てる。
そうやって、自分の枠を広げていくと知らない自分に出会えると信じている。

すみません。脱線しました。

内田篤人さんは、「ケガに対する物差しを知っている」人が一流な人だと話す。
骨折やアキレス腱断裂は別にして、筋肉の炎症や捻挫くらいなら、痛み止めを飲んで試合に出ていたそうだ。スポーツ選手ってだいたいそうなんだろう。

じゃあ私はどうか。
そこまでのメンタルの強さを持っていないし、仕事に対してそんな心構えでいることはない。
でも思っているのは、「私が穴を開けるわけにいかない」場面は必ずある。そのときには、絶対に休まない。ということ。
人間、病気にかからずにずっといることは難しい。ケガも同様だ。

でも、この期間なら病気になっても良さそうだ、怪我しても態勢に影響を与えない、と思えるときを見つけることは、心の糸をしなやかにするために必要だと思っている。
ずっと心の糸を張り過ぎているのは、辛い。内田さんのようにはできない。

思うのは、テレビや私の業界などですごいなーと思う人は、「体が丈夫」なことだ。
いや、休みどころをよく知っているのかもしれない。
大事なところでは、かならず「すごいなーと思う人」はいらっしゃる。
穴を開けることは少ない。

自己管理、めっちゃ大事やで。

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