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ジョブローテーションの悲劇

最近、職場はジョブローテーションのため、少々騒がしくなっています。

私の目の前に座っている女性従業員。

多分、自分に向いていない職業を選択してしまった模様。

我々の仕事は、大変細かい作業が多く、しかも、間違いは許されません。

1日中、机に張り付いて、計算に追われることもしばしば。

彼女は、これまで、計算があまり必要ではない仕事を担当していました。

ところが、今月から大量の計算をする羽目に…。

(可愛そうに…)

今日も、必死に電卓と格闘。

そして、絶叫。

「あ~、う~!」

やがて、書類を眺めて黙り込むこと、数時間。

気が付けば、他の仕事が停滞して、首が回らなくなっている様子…。

「どうしょう…」

しかし、お客さんは待ってくれません。

「○○の書類、まだですか?」

じゃんじゃん、催促の電話がかかって来ます。

結局、私が仕事の一部を手伝うのですが、本人はパニックに陥ってしまい、事態は悪化。

チームリーダーは、この事に気が付いているのか?

助走の期間も与えず、いきなり全力疾走させるとは…。

彼女のメンタルが壊れないことを祈るのでした…。


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