無い物ねだり
今日は、アレルギー治療のため病院へ。
私の主治医。
何故か、診察室では、彼の人生相談が始まります。
ですから、診察の順番は一番最後に回されることに…。
(困るのだ!)
それにしても、何故、年下のオイラが相談相手なのかは、謎(笑)。
色んな人から、「あなたのお母さんは、さぞかしお優しい人なんでしょうね?」等と言われてしまうのですが…。
(オー、勝手に聖母マリア化されているぜ!)
残念ながら、この皆の美しき想像は、大外れ(笑)。
苦難の幼少期を過ごした母からは、メラメラと怒りのエネルギーが放たれているのです。
どちらかと言うと、夜叉タイプ(笑)。
しかも、恐ろしく美し過ぎて、近寄り難い…。
この難しき人物に、さりげなく近づいたのが父。
口ぐせは、「虎穴に入らずんば虎子を得ず!」なのでした(笑)。
とぼけた様な、ユル~い様な、何とも言い難い不可思議なオーラを身に纏い、母を油断(?)させたに違いない!
最近、親戚に、「花甘露ちゃんは、お父さんに似てきたね!」と言われ、大ショック(笑)。
それにしても、皆、「お父さん」という存在を無視していないか…?
母1人だけで、私は生まれて来ない。
影薄きお父さんという存在に、ちょっとした同情を覚えてしまうのは、私だけなのだろうか…?
私は、母の美しさが欲しかったのでした…。
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