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体調管理は難しい

今日は、月に1回の通院日。

アレルギーの治療をしています。

診察室で咳をした途端、主治医の先生が言いました。

「あなた、相当体調悪いでしょう?」

(バレたか…)

実は先月末から風邪をひいて、その後、アレルギーの症状も悪化していました…。

風邪は治ったのに、アレルギーの症状はそのまま。

本当は、早く家に帰りたかったのですが…。

「点滴をします!」

こうして、1時間以上、病院から出られないことに…。

すると、私の横に、大変苦しそうにしているお婆さんが運ばれて来ました。

「う~、う~」と唸るお婆さん。

やがて、お婆さんの方も点滴が始まり、息子さんが駆け付けて来ました。

「お袋、もう79歳なんだから、自転車乗るの、止めなよ!」

(苦しい中、自転車をこいで来たのか…?)

「お袋、糞詰まりなんだってさ!」

「どこも悪くなくて、良かったよー」

お婆さんが、事の顛末を息子さんに話します。

「スーパーのイートインで、買ったものを食べてたらさ~」

「気分が悪くなって、トイレに行ったら、そこで倒れたの…」

「『たすけて~』って叫んだのに、誰も来てくれなくてさ~」

「仕方なく、自分で来た訳!」

「これで、もう、3度目だよー」

「今日は、初めて原因が分かって、良かったわ~」

点滴をして、随分体調が良くなった様子のお婆さん。

それにしても、糞詰まりで、これ程苦しむことになるのか…。

体調管理は、なかなか難しいのでした…。

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