人生につきまとうこと
今日は、総務の小悪魔女子の最終出勤日。
彼女とお爺さんアルバイトと私の3人でお別れランチをしました。
お爺さんが、パスタを奢ってくれました。
彼は、普段は社長さんです。
コンサルチームのボスに頼まれて、アルバイトにやって来たのでした。
このお爺さん、事務所では何となく冴えない感じでいますが、話してみると、なかなか、よく人のことを観察しています。
「この職場におって、何か良いことあるか~?」 とお爺さん。
もちろん、ありません(笑)。
あんたらのボス、「経営者理念とか、無いやろ~?」
まさに、その通り!
実は、私もお仕えする実務チームのボスに直接この質問を投げ掛けたことがあるのですが、「コンサルのボスが、そういうの嫌うから…」 という、訳の分からない答えが返ってきました(笑)。
とにかく、80歳まで働いて、家のローンを返すのが目標なのだとか…。
この事をお爺さんに話したところ、いたく呆れられてしまいました…。
「何や、ソレ?」
「こんな所で働いとっても、何もエエことないで~」
「早う、まともな所に行きなはれ!」
「ホンマ、滅茶苦茶やな~」
最近ある仕事の経験を積んだ私。
もう、ここに居る意味を見出だすことができません。
成長を望むと、それを阻んでくる人物が存在したりします。
「もう、ただの作業屋で居たく無い!」
ここでは、今以上の成長は見込めません。
でも、小悪魔さんに出会えたことは、私にとって、大きな財産となりました。
自由に生きる彼女は、あまりにも眩しすぎました。
実は、やや遠慮がちに生きていた私(笑)。
彼女を見て、「もっと、自分の欲望に忠実でも良いんじゃない!」 そう、思える様になりました。
友人の退職に傷心の私に、お爺さんが不意に言いました。
「アンタ、ええ顔立ちしとるやないか!」
(お爺さん、ありがとう!)
しかし、母に比べると、随分見劣りがする私…。
誰かと比べることは、苦しい…。
分かっていても、なかなか止められないのでした(笑)。
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