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改革を阻む未熟な人達

今日は、4月入社の新人さんとマクドナルドでランチ。

話題の中心は、この職場の異常性について。

今月入社の新人さんは、今日、無断欠勤したため、職場内はざわついていました…。

電話やLINEをしても、無反応。

4月入社の新人さんが、話し始めます。

「花甘露さん、私、先週の金曜日、彼女(今月入社の新人さん)とお話したんだけどさ~」

「『この職場の人達は、何も教えてくれなくて、冷たい!』みたいな事を言ってましたよ…」

「それに、仕事が無くて、1日中ヒマしてたんだって!」

「もう、辞めるんじゃない?」

「私も、ここの人達は、人間的にレベルが低いと思うのよね!」

「それに、裏表のある、意地の悪い人達ばかりよね!」

(あ~あ…)

この職場のチームリーダー。

4月入社の新人さんのことを、目の敵にしています。

新人さんがお手洗いに行った途端、皆の前で悪口を言い始めるのです…。

まあ、私のことも何か言っているのかも知れませんが…。

とにかく、リーダーとしては、大変未熟。

自分より年上の、仕事ができる新人さんが入って来たのですから、何か思うところはあるのでしょう…。

わざと仕事を教えず、失敗させて、皆の前でそのことを宣伝している様なフシが…。

しかも、ボスがいない時を見計らって。

「チッ、これ、基本じゃんか!」

「ミスしゃがって!」

(どうもね…)

本当は、ボスも何か気が付いているのかも…。

今月入社の新人さんを迎えるに際して、わざわざ、「みんな、新人さんが早く本来の力を発揮できる様に、温かく迎え入れてあげるんだよ!」と言ったのでした。

古参の従業員達は、今までお山の大将。

ところが、ボスが、外部から経験豊富で優秀な人材を採用することにしたため、変な不協和音が生じることに…。

若者達もが、リーダーに歩調を合わせて、職場の雰囲気は大変悪いものに…。

ベテラン新人さんの失敗探しと、ボスへの密告合戦が開始。

「こんな所にいたら、息が詰まるから、派遣でもやろうかな…」

ベテラン新人さんが、深いため息をつきます。

こんな調子では、いくら優秀な人を雇ったところで、同じことの繰り返し。

古参の従業員をとるか、優秀な従業員をとるのか?

ボスの選択が問われるところですが、きっと何も変わらないことでしょう…。


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