本当は凄かった
転職を重ねて思ったのですが…。
従業員の定着率が高い職場のボスは、楽ができる模様。
これまで、離職率が高い職場ばかり渡り歩いて来ました。
ロクに仕事ができない人達で従業員が構成されているため、仕事が怪しめ…。
毎日、お客さんからのクレーム対応に追われます。
さらに悪いことに…。
人員が足りないため、ボス自らも慣れない実務を行い、失敗。
そして、従業員に言います。
「お前が失敗したことにして、謝っておけ!」
(こんなボスのために、一生懸命働くなんて、アホらしいぜ!)
ボスが居なくなると、仕事をサボり始める従業員達。
ボスへの復讐なのでしょうか?
お金をくすねて、トンズラする従業員が現れます。
疑心暗鬼になったボスは、従業員達に対して、マイクロマネジメントを開始。
(四六時中監視されて、息が詰まるのだ!)
ただでさえ、パワハラ野郎だったボスが、狂気の世界へ突入。
連鎖退職者が続出することに…。
残された訳の分からない仕事を、採用されたばかりの新人に押し付けて、脅しをかけるボス。
「テメエ、失敗したら、タダじゃあおかないぞ!」
もちろん、引き継ぎは、ありません。
せっかく採用した新人も、すぐに職場脱出。
「どいつも、こいつも、できが悪いんだよ~」
怒鳴り散らかすボス。
自らが、深夜労働をする羽目に…。
(自業自得なのだ!)
今の私のボス。
常識人の為、滅多と人が辞めません。
ボスが前職時代に一緒に働いていた従業員も(独立と同時に今の職場に)連れて来ているため、安心して仕事を任せることができています。
もう、ボスが職場に居なくても、何も困っていません。
ボス自身は、社会貢献活動に熱中。
経営者業は、そこそこな感じ(笑)。
それでも、お客さんは急増中で、商売繁盛。
「ボスなんか居なくても、私達で仕事を回してやるぜ!」
頼もしい従業員を抱えたボスは、余裕があり、精神状態も安定。
一見、呆けた様な感じのボスなのでしたが、実は、きちんとしているのでした(笑)。
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