伝染する良からぬモノ
最近、同じ職場の後輩と話していて思った事。
「こんな所で、一生懸命仕事をするのは、馬鹿らしいですよね!」
「もう、私、給料とかどうでも良くなってきましたよ!」
「テキトーにやり過ごせば良いと思います!」
まだ、入社して1年も経たないウチに、すっかりやる気を喪失してしまった様子の後輩。
この職場で働いている人達は、皆、同じ心境に陥る様です(笑)。
ここでは、一生懸命勉強して、仕事に関する知識を獲得しようとしたり、業務の改善案を出しても、全く評価されません。
この前などは、後輩に仕事のやり方を説明していたたころ、「無駄なエネルギーを使うな!」とボスに叱責されてしまいました…。
そもそも、後輩を指導する様に命じたのは、ボス自身なのですが…。
「一晩寝たら忘れる男」と呼ばれているボス。
毎日、言うことがコロコロ変わります。
精神状態は、常に不安定。
ムシャクシャすると、たまたま目の前にいた従業員を激しく叱責。
執拗な人格攻撃を始めます。
思いっきり不快そうな顔をしてみる私を見て、ヤバいと思ったのか、「イヤな事言ってゴメンね!」と言いながら、私の表情をチラッと伺うボス。
(もう、遅いのだ!)
謝るなら、初めから言わなければ良いのですが、彼には、自制心というモノがありません…。
退職者(私の友人)からパワハラで損害賠償を請求されてしまったボス。
これを拒否したため、今度は、民事訴訟に移行する準備を始めた友人。
「証拠(録音)も有るのに、アイツバカじゃないの?」と彼女。
彼女の弁護士は、勝訴を確信。
この事が、ボスを更に狂暴な人物にしているに違いないのでした…。
後輩も、ボスに話しかける度に、彼の歪んだ表情を見せられ続けて、疲れが蓄積している様です。
彼の顔には、「俺様に、くだらない事を言って来るな!」と書いてあります。
心的安全性が全く保てない職場。
それでも、私は、一応、有資格者で、「コレで飯を食って行く!」との思いで、ここまで走って来ました。
もう、この職場で私が覚えるべき事は無くなりつつあります。
(もっと、遠くに飛んで行かねば!)
もはや、居心地の悪い職場で、精神をすり減らす必要などありません。
やる気の無い人達のオーラに自分が染まり切らないウチに、ここを脱出しなければならないのでした…。
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