見出し画像

熊本県甲佐町に古本・古着屋をオープンします

次の春がくるまでに、熊本県甲佐町に古本・古着屋を開きます。その名も「日日(ひび)」です。どなたでも気軽にお立ち寄りいただける、ほとんど無人の店舗です。ときどき、店主や店主の家族がひょっこり顔を出すこともあります。

本は立ち読み歓迎で、貸し出しもします。店舗を置く校区から町役場の図書室までは遠く、学校の蔵書も限られるので、子ども向けの本も充実させる予定です。「古本屋」とはいいつつも、ちょっとした図書館のような役割も果たせたらと思っています。古着もあつかうので、制服などのおさがり譲渡会といったイベントも計画中です。

実家の旧宅跡に店舗を構える予定です

「日日」の店主を務めるのは、甲佐町出身の早﨑智香です。大学進学を機に神奈川県へ引越し、現在は東京都内の大学院で社会学を専攻しています。人々の日常生活や文化に広く関心があり、五感を総動員させながら行うフィールドワークは、ライフワークにしたいと考えています。

高校生の頃は、熊本市内の古本屋で店番をしていました。本、そして書店という場を通じて、たくさんの方々と出会いました。社会学を専攻したことも、本にかかわる店を開こうとしていることも、当時の経験があってこそなのかもしれません。

「日日」の実店舗は、6畳ほどの小屋からはじめる予定ですが、ゆくゆくは増改築したり周辺の空き家を活用したりして、古本・古着屋にとどまらない場を目指しています。こちらのマガジンでは、開業までのあれこれを綴っていきます。どうぞよろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集