Aer Travel Pack 3 Small X-Pacを個人輸入してみた話
1~2泊の出張や旅行用のバッグを探していたところ,AerのTravel Packにたどり着いた。
Aerは2014年にカリフォルニアでスタートした企業で,日常使いから今回買った旅行向けまで幅広いラインナップのバックパックを揃えている。
Travel Pack の話
Travel Pack 3には35Lサイズと28Lサイズ(Small)の2種類の展開がある。
今回は街中で背負っていても違和感がないようSmallサイズを選んだが,Smallでも2泊は余裕な容量がある。
また,AerにはX-Pacと呼ばれる通常のナイロンとは異なる素材を用いたシリーズがある。
X-Pacでは3層構造の中にエックス状に糸が挟み込まれており,ナイロンよりも軽量かつ強靭な素材になっている。
また,X-Pac版のみ内側の配色がオレンジになっていて中身の視認性が高く,加えてジッパーが全て止水ジッパーとなっている。
初見は表面のエックス状の模様が微妙に見えて敬遠していたが,特に止水ジッパーに惹かれてX-Pac版を選んだ。
X-Pacの方がナイロンよりも適度な硬さとハリ感があって高級感があることから,今ではとても満足している。
通常盤より3~4000円程度高くはなるが,個人的にはX-Pac版をお勧めする。
個人輸入の話
買いたいモデルは決まったが,バックパックとして50,600円は正直高い。
普段から特に高額の買い物の場合はポイントを考慮して楽天を多用しているが,楽天ではどの店舗も売り切れの状態だった。
そんな中,色々調べていると,個人輸入という選択肢があることを知った。
先述の通りAerは米国の企業なので,当然米国内向けに販売をしている。
米国版のサイトを見てみると,$255で販売されていた。
1ドル130円で計算すると33,150円で,日本向けのストアで買うよりも17,000円程度も安い。
実際には,さらに送料36.99ドルと関税が3000円程度かかり合計41,000円程度にはなるが,それでも1万円程度安い(楽天に換算すると20倍程度のポイントが付いてようやく同額)。
米国版ストアでの購入は,商品を選択し,メールアドレスと住所を入力し,支払い方法を選択するだけであり,よくある日本のオンラインサイトと違いはない。
自分はクレジットカードで支払ったが全く問題なかった。
細かい話
並行輸入品
個人輸入で購入したものは,国内の正規代理店で購入したものではないため,いわゆる並行輸入品と同じ格になる。
ただし商品としては同じものであるし,海外旅行中にブランド品も購入した場合も同じことなので,個人的には全く気にする必要はないと思っている。
配送
発送はUPSという米国の配送業者から行われる。
UPSは初めて利用したが,発送完了から到着予定まで細かくメールが送られてくるし,サイトに行けば荷物の場所を細かくトラッキングすることもできる。
自分の場合,1/11に注文して,1/12に発送完了の連絡があり,1/16には到着した(わずか6日!)。
日本到着後の配達は日本の配送業者に引き継がれる。UPSはヤマト運輸が多いようだが,自分の地域では少しマイナーな業者だった。
関税の支払いは,商品配達時に配送業者に支払うことで完了する(代引きと同じイメージでOK)。
米国版のサイト
日本から海外のサイトにアクセスしようとしても,日本版のサイトに誘導されることが多い。
Aerも「Aer US」などとGoogle検索して米国サイトをクリックしても,強制的に日本向けのストアに移行させされる。
検索結果の上側に小さく表示されているURLをコピーするか,下のURLみたいに誰かが貼っているリンクを踏む必要がある。
今回,初めて海外のサイトから商品を直接購入してみた。
海外ブランドの場合,日本の市場では税金や為替,プロモーションの影響で現地の値段よりもかなり上乗せされている場合がある。
配送料や税金を考えても個人輸入した方が安く済むし,在庫も潤沢な場合が多い。
とても簡単かつ国内と変わらない速さで到着するので,Aerに限らず海外のブランド品を購入したい場合は是非検討してみて欲しい。
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