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メンバー紹介「ミンダナオ子ども図書館を訪問した仲間たち」

こんにちは、NGO法人ミンダナオ子ども図書館(MCL)です!
私たちの団体は、フィリピンのミンダナオ島で、教育支援や、絵本の読み聞かせ活動を行なっています。
詳しくは前回のNOTEをチェックしてください!!
https://note.com/mcl_wakamono/n/nbc1242283bbf


MCLでは、「子どもたちに会いたい!」「現地の様子を知りたい!」と、現地にいらっしゃった訪問者を無償で受け入れています。今回執筆している松下も、MCLに訪問させてもらった1人です。

今回は、現地への訪問がきっかけで、MCLが掛け替えのない存在になり、MCLの活動に携わっている3人のMCLの若者の自己紹介です!それぞれが、違うバックグラウンドを持ちつつも、MCLとの出会いの中で様々なことを感じ、共感し、今の活動を始めています。

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西村奈々子(23歳)

ミンダナオ子ども図書館(MCL)で、6月からスタッフとして勤務しています。
高校生の時、大好きな子どもたちが罪もないのに真っ先に犠牲となってゆく現状を知り、「子どもたちの秘めている可能性が広がる世界」を夢に掲げるようになりました。大学では、とにかく世界のリアルが知りたいという思いから、東南アジアやアフリカ諸国を訪れ、ボランティアやインターンを経験。大学2年生の夏、ミンダナオを訪れ、MCLと出会いました。

私にとってMCLは、心のうるおう場所、生きたいと思わせてくれる場所です。MCLで共に生活した子どもたちは、一人っ子だった私にとって初めてできた姉妹兄弟のような感覚でした。愛おしい、頼りになる、落ち着く、守りたい、日々いろんな感情をくれる子どもたち。そんな子どもたちには、一人ひとりに辛く厳しい背景があります。けれども、笑顔で力強く生きています。みんなといると、私も懸命に生きたい。そう思うようになりました。そして気がつけば、心に優しく水をまいてうるおわせてくれていました。
MCLでなら、私自身前を向いて生きながら、「子どもたちの可能性を広げる」という夢を追い続けられる。そう思い、就職を決め、活動をしております!

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齋藤健 (22歳)

初めてMCLに行ったのは高校二年生の時で、松居さんが学校で講演を行ったことをきっかけに、MCLの存在を知りました。人とかかわることが苦手で、不登校を繰り返している自分を見て、松居さんはMCLに来ることを勧めました。親や先生にもMCLに行くことを勧められて、最初は渋々行くような気持ちで、あまり乗り気ではなかったです。

しかし、そんな気持ちはすぐに消え、今でも強く思い出に残っているほど刺激的な体験をしました。

MCLに到着するとたくさんの子どもたちがかけよって、話しかけてきます。最初はとても積極的にコミュニケーションをとるので戸惑いましが、だんだんと慣れてくると自分から話しかけることが出来るようになっていきました。子供たちは幼くして親を亡くしたり、虐待を受けたりと苦しい経験をしています。ですが、そんな過去を感じさせないほど明るく、優しい子供たちの姿を見て、自分にも子供たちのように力強く生きようという目標が出来ました。

今は、生きる力を教えてくれた子供たちに恩返しするために、MCLのスタッフになることを目標に活動しています。

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松下弘樹(22歳)

私は、大学1回生の春休みに初めてMCLを訪れました。国際協力や貧困問題になんとなく関心があった私ですが、主に興味があったのはウガンダなどのアフリカ地域でした。

しかし、フィリピン、ミンダナオを訪れたときに、日本からたった数時間で行くことができる国でも内戦や貧困が原因で苦しんでいる人々がいるのだということに衝撃を受けたのを覚えています。家族を目の前で殺されたり、児童労働を経験したような同世代の若者、子供達と出会い、日本で自分が暮らしている「当たり前」が当たり前ではなかったのだと思い知らされました。

しかし、その一方で、現地で暮らす人々の笑顔やホスピタリティはとても素敵で、日本では味わうことができない幸福感を感じることができました。さらに、現地の文化や気候も心地よく、それ以降はミンダナオがとても大好きになりました。
 コロナ禍でもミンダナオとつながり続けたいと思い、MCLで学生ボランティアスタッフをしています。


以上の3人のメンバーが、講演やNOTEの作成などを担っています。


私たちの大好きなMCLのこと、ミンダナオのことについて少しでも多くの人に知ってもらえるように活動をしていきたいです。  

最後まで読んでくださってありがとうございました!


また、次回の投稿も読んでくださると嬉しいです。

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