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ミンダナオ子ども図書館の魅力

こんにちは、ミンダナオ子ども図書館(MCL)でボランティアスタッフとして活動している齋藤健です。私はMCLが大好きで、年に一度は必ず訪問させて頂きます。そんな私が、皆様にMCLでの体験と魅力をお伝えします。

MCLを訪れることになったきっかけ

私が初めてMCLを訪れたのは高校二年生の時です。それ時の自分は、不登校を繰り返して,生きる楽しみや実感というものがありませんでした。たまたま登校した日に、MCLの創設者である松居友さんが学校で講演をしていました。その時はよくある、ボランティア活動や募金活動のPRかと思っていましたが松居さんは、「ボランティア活動のためにとか、勉強のためだとは考えずに一度ミンダナオに来てほしい。難しいことは考えずに、子供たちと遊べば悩んでいることも楽になるよ。」と仰ったので、不思議な人だなと印象を受けました。正直海外に行くのなんて面倒くさいとは思いましたが、子供と遊ぶのは好きですし、自分の現状を変えたいという思いが強かったので思い切って一週間ほどミンダナオに行くことにしました。

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現地で感じたこと

MCLに到着すると庭や家から子供たちが駆け寄ります。訪問者に興味津々といった感じで、初めての海外で不安だった私を温かく迎え入れてくれました。彼らは言葉が通じなくても積極的にコミュニケーションを取ります。最初はその勢いに圧倒されていましたが、徐々に子供たちと打ち解けて日が暮れるまで遊んでいました。こうして遊んでいるうちに、松居さんの言っていた「難しいことは考えずに、子供たちと遊べば悩んでいることも楽になるよ。」という言葉の意味が理解できました。MCLの子供たちを見ていると、自分の子供のころを見ている様であり、懐かしい気持ちになると同時に、心が安らぎます。この感覚は、彼らがつらい過去持っていても、それを乗り越えられる明るさやたくましさを持っているからなのでしょうか。少なくとも、MCLにいけば夢や希望が膨らみ、強い感動を受けることは間違いないです。

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私はMCLの子供たちのおかげで、少しずづ頑張れています。今は彼らに少しでも恩返しができればと思い、MCLのボランティアスタッフとして活動しています。もし、心に悩みがある方は是非一度MCLに遊びに来てください。きっとミンダナオの子供たちが力を貸してくれます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

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