見出し画像

今年もお世話になりました’22

こないだ家族でショッピングモールに買い物に行く車中、なんか知らんけど、iPhoneからくるりの図鑑が流れてきた。

同年代の妻と、このアルバムの好きな楽曲を挙げ合いつつ、ろくに社会に出ていない京都の大学生の純粋なイラつきを、ジム・オルークまで呼んで増幅しながらコンパイルし、こんな美しいアルバムを作り上げるなんて、とても豊かな時代だったのですね。みたいな話をした。2000年。当時の俺も、就職氷河期の中、社会に放り出されてクソクソ言ってた。くるりにシンクロするのは至極当然。

2022年。この年になって、くるりの「街」がより深く突き刺さって来るとは思っていなかった。青すぎる空を飛び交うミサイルがここからは見えないふりをして生きている。終わりの見えないウクライナ情勢、未だに過ぎ去らないコロナ禍、目に見えて上がる物価、誰か連れてきてよブッダ。他人のせいにしたかったり、自分が正しいのか不安だったり、ついつい強めの入力をになるtwitter。その気持ち、わからなくも無いぜ。44歳にもなって、自分の生きる時代をクソとは言いたくないけど、タフな時代なのは確かだと思います。

なかなか大変な世情ですが、なんとか我が家は一年間楽しく過ごす事が出来ました。これも愛すべき家族やマイメン達のおかげです。お世話になりましてた、そして、ありがとうございました。

来年も頑張っていきましょう。空の向こうには「虹」がある事を忘れないようにして。

ここで一曲聴いてください。くるりで「虹」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?