ロンドンオリンピック(2012年)で日本のメダル数を増やすにはどうすればいいでしょうか?

11月になりましたね。

早速、解説していきたいと思います。あくまで1回答です。参考程度にご覧ください。

クライアントは、日本オリンピック協会として考えました。

メダル数を増やす↑ というのは、以下の2つをどうあげるかなのかと考えております。

日本人選手の参加回数を増やす↑)or(3位以内に入れる確率をあげる↑

​今回、3位以内に入れる確率をあげる↑ から考えていきたいと思います。3位以内に入れる確率をあげる↑ を考えたときに、日本オリンピック協会が投下できるコストは限られているので、 戦略的に勝てる種目で勝つ必要があるのではないかと考えております。種目をコンサルタントっぽく分類して考えてみると、(1)世界の参加率が高い×日本が強い (2)世界の参加率が高い×日本が弱い (3)世界の参加率が低い×日本が強い (4)世界の参加率が低い×日本が弱い の4パターンのうち、どれに絞るか、どれに重点を置くかです。競争率を考えても、(1)(2)でメダルを取ることは困難なように感じます。(世界(日本以外の国)vs日本) なので、(3)(4)の競技に絞る必要があるのではないのかと考えます。1番メダルが取れやすそうなのは、(3)です。具体的に投下できる資本比率を置くのもいいかもしれません。(1):(2):(3):(4)=1:0:6:3でもいいかもしれません。次に、コストをかけるだけではメダルを獲得することは難しいと思います。メダルを獲得するまでの流れを考えてみましょう。選手として選抜→育成→当日パフォーマンスを発揮→メダルを獲得 この中で、最も重要だと考えるのは、「選抜」です。オーディションを開催、テストの実施など複数回に渡る選考で慎重に選抜する必要があります。理由としては、スポーツ選手として活躍する人は、やはり先天的なスポーツ選手としての能力が高い、身体能力が高いと考えています。先天的な能力+後天的な能力+これから伸びる能力(後天的な能力の獲得スピードより算出)するなど定量的な分析も必要かと思います。そして、育成にも力入れるべきです。やはり、選手にとって一番の課題となってくるのは、金銭的な問題かと思われます。アスリートは、ほんの一部しか稼げません。日本オリンピック協会が日本のメダル数を増やすためには、金銭的援助は欠かせないものでしょう。選抜→育成ときて最後に「当日パフォーマンス発揮」です。当日パフォーマンスを発揮するには、メンタルケアとヘルスケアの2つが必要なのかと考えてます。自身がオリンピックに出場することをイメージしてみてください。いくら練習をしても当日のプレッシャーに押しつぶされてしまうでしょう。

次に、日本人選手の参加回数を増やす↑についても考えていきたいと思います。参加回数=(種目数)×(1種目あたりの参加人数)と考えられるのではないかと考えてます。種目数 をただただ増やすというものでは、3位以内に入れる確率をあげる↑ と反してしまう部分もあるかと思うので、少しいけてないように感じます。種目数=既存の種目+新規の種目という考え方で、既存の種目については、3位以内に入れる確率をあげる↑で戦略は練っているのでアプローチするなら新規です。新規で種目を増やすというのも発想としてはありかもしれません。日本が強い競技に似ている種目を増やす、日本が有利となるような種目を増やすとか。他にも女子に特化した競技を増やすとかですかね。今回、クライアントを日本オリンピック協会としていて日本オリンピック協会ができる話ではないという考えもあるかもです。実現可能性は少し低いかもしれません。そして、次に(1種目あたりの参加人数)を増やすという方向性についてです。1種目あたりの参加人数を増やす、これは、出来ないのではないかと考えております。



実現可能性とインパクトという2軸から考え、結論としては、(1)資本を投下する種目のバランスを変える。(2)選抜を強化。(3)育成にかかるコストの全面的サポート。を挙げました。

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