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人の心の平穏について考えさせられた本【悪魔とのおしゃべり】

【悪魔とのおしゃべり】

このタイトルの本があることを知った時、

・何それ?
・面白いタイトルだなw

と思ったことを覚えています。

今回は、この面白いタイトルの【悪魔とのおしゃべり】について、

・本の紹介
・手に取ったきっかけ
・本からの学びや気づき

について書いていこうと思います。



本の紹介

主人公みつろうが大学生の頃にとある本を手に取り、その内容通りに呪文を唱えた。

それが10年以上経った後、みつろうの目の前に悪魔が登場し「正しさを問う」会話がなされていく内容となります。

対話形式の内容となっているため、ストーリー性を感じ読みやすい本となっています。

手に取ってみたきっかけ

youtubeでこのような動画を観た時に、「正しさとは何か?」というのを考えるようになり興味を持ち手に取りました。

思い込みが「正解」を作っている

・仕事をしたり、私生活をしている中で色々な人の【正しさ】に触れる。
・「食べたい」、「やりたい」などの欲求があっても「お金や時間がないから」などと結局はやらない方向へ。
・「不倫はしてはいけない」と思っている人が「不倫をしている人」を見ると、嫉妬心から批判することがある。
→これは、本来、その人が「不倫をしたい」と思っている。

<このような時の考え方・行動について>

・本当にそのやり方は正しいのか?
その人に合ったやり方であり、自分自身は違うやり方や考え方が良いのではないか?

・自分が本来、やりたいことだと認識する。そう思うことを許可してあげる。
→ストレスを溜め込まず、自分の正直な思いを解放することに繋がる。

・「私もその気持ち分かるわ。○○したいもんね」と受け止めてあげる。
隠そうとするからストレスが溜まる。


他者や時間などをコントロールしようとしない、期待しない

・他者や過去、未来の自分などをコントロールしようとしたり、期待するとそれ通りにならなかったことに怒りを感じる。

・名誉や恋人などを手放したくない、所有しようとするとそれを手元に止めようとするから疲弊する。


<このような時の考え方・行動について>

・自分の外側は、コントロールできないことに気がつく

・既に「手に入れている」と思えれば、「手に入れようとしない」し、「手に入れている」ということに思考が働き気がつく。


時の流れに任せる

・運を味方につける。
→起こるできごとというのは、全て自力でどうこうできることではない。

自力で全部できたということでなく、そういう流れだったから起こったこと。

→なんとかなる精神が時の流れに身を任せるきっかけになるのではないか?

読んで感じたこと

・この世の中にある情報や価値観というのは、何が正解なのかはわかりません。

そのため、全てを疑うというのは難しいと思いますが、少しでも自分自身が苦しさを感じていることがあるのなら「何に対して苦しさを感じているのか?」、「その価値観は本当に正しいのか?」というのは疑ってみるのはありだと思います。

この繰り返しが自身の価値観や自分軸となると思うからです。

・人や仕事との出会い、さらには仕事などの成果というのは、最終的に神頼みのところがあると思います。

時に身をまかせるという心持ちでいた方が、自身を追い込みすぎずに済むと思います。

しかし、それでも自分自身がコントロールできることってあると思うんですよね。

→日々の行動や考え方、物事の解釈の仕方

なので時の流れに身を任せつつ、自分ができることに目を向ける、そういう姿勢が運を引き寄せたり、自身にあったタイミングというのを味方にできると思いました。



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