【転職活動】SES企業から他企業へ転職する時に気にしたい事

2020年7月27日 05:22

IT業界のSES企業に勤めている方で、転職をする方はいらっしゃるのではないでしょうか？

今回は、そんな方向けに退職する時、もしくは転職先に入社日をお伝えする時に知っておいた方が良い情報をお伝えします。

契約期間について

これは、SES企業と就業先で結ばれているもので、恐らく個人個人に契約更新時に契約書が届いていると思います。

この中に記載されているもので、この期間は、

「やむを得ない事由」がない限り契約期間中に退職することはできない

そうです。

民法628条で定められているようです。

ちなみに「やむを得ない事由」とは、

・病気
・通勤が困難な転居
・介護

などが挙げられるようです。

この辺りの事についてわかりやすくまとめられているサイトがございましたので、宜しければ以下より参照ください！

契約期間中に退職する事は、可能のようですがそれは合意の上での話になります。

就業先で中心となっている方は、特に契約期間中での退職は難しそうですね。

私は、現在インフラ系のSES企業の社員として働いています。

私は、この契約期間を考慮せず転職活動をしておりました。
(退職したい旨を伝えれば辞められるのでは？と考えていました。)

私の上長にあたる営業担当の方へ退職する旨を報告し、その後、その方から就業先の方へ伝えて頂きました。

そうしたら、退職は問題ないとの事でしたが、「契約期間内は働いてほしい、民法で定めがあるから…」との事で退職日が私の中の予定日より1ヶ月延びる事に。

この件を転職先へご相談したところ、快く受け入れて頂き入社日を1ヶ月延ばして頂けました。

私の中では、1ヶ月延びた事に対してはむしろ前向きで、理由は、多少なりとも就業先に対して業務改善や教育を行える事からそういった経験も転職先で役立てる事だと思うからです。

さらには、私の思いを受け入れて頂けた為、相手の要望に答えると言うのが筋な気がするからです。
(お互いがwin-winになりますからね。)

正直、退職日・入社日が延びてしまう事は残念ではありますが、契約期間内は働いてほしいと言う事は少しでも戦力として見て頂いている証でもあり嬉しかったです。

SES企業所属社員が、転職する時には契約期間を考慮した方がいい旨を書きました。

人によっては、

「そんなの関係ない！早く次の職場へ行きたい！」

と思われるかもしれません。

確かに、その気持ちはわかりますが少なくとも残ってほしいとの要請があると言う事は必要とされている証でもあります。

その限られた期間で、今いる就業先でご自身の力を発揮出来れば思い残す事なく次の職場へ行ける事でしょう。

内定が出ても民法で定められている事を受け入れ、次の職場に向けて今いる環境で力を発揮してみてはいかがでしょうか？

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