- 運営しているクリエイター
2022年4月の記事一覧
『バガボンド』で武蔵や小次郎が自分の内側と対話しながら刀を振るような、ああいう感覚。
千葉雅也さんの筋トレに対する考え方、すごく共感する。他律的な支配から身体を開放する。フットボールをしていても、自分の身体を取り戻せずにいる人ってよく見かける。教えられたままに習慣的に身体を動かしてしまう人、ボールに捉われて身体を動かせない人。
批判を浴びることが確実であっても建前的な言動を取ることの意味。
やっぱり『人間失格』の冒頭を思い出す。停車場のブリッジ。
目的的につくられたものが、レンズを通すと脱目的的に見える面白さ。変に無意味さを気取ったものよりも。
本格的な芝居を見たことがないけど、映画とかオーケストラ以上に見る姿勢が大事な気がする。同じ空間を共有しながら「そこにはいない」役者の演技を鑑賞するということ。
自分が生きてる世界とは違う世界で生きてる人がいる。それを知るだけで嬉しくなる。
なにかコンセプトがあってそれに肉付けする考え方と、”イマココ”から始める考え方と両方ある。
きれいなだけだと上手く行かない。多少の強引さで打開する。
どちらかというと女性の方がドラマや映画に出てくるファッションに敏感だけど、そういうものの楽しみ方って大事だなって思う。
村上春樹の小説の中にはしばしば具体的なブランド名の服装の描写が出てくる。疎いからなかなか想像しづらい。
信念を持って余裕を演じる、ということがフットボールではよく求められる。
相手の膜の内側に少し入るか、入らないかくらいの干渉の仕方。
謙虚に、下手になりすぎるのは良くない。自分にも権利、所有権があることを相手にある程度わからせる。