子育ては今しかない瞬間だらけ

4歳の娘。7月の誕生日が来たら5歳になる。
そんな娘、この1年でまたぐっと成長したなーと感じる。
語彙力も増え表現力が豊かになり、たどたどしいしゃべり方から少し大人びた話しかたに変わってきた。

今朝、ごはんを食べているときに
「母ちゃん、お茶ちょうだい」
って言われる。
下の子にご飯をあげていて手が離せなかったので、
「自分で入れてみたらどう？」
って言ったら、
「わかった」
と言って冷蔵庫に行き、麦茶のポットを取り出す。

横になってもこぼれない麦茶ポットなのでフタが固いのだが、いつの間にか開けられるようになっている。自分でコップに注ぐ。と思ったら少しこぼした。
「あーこぼれた」
「母ちゃん、ティッシュ取って。」
といったそのあとすぐ
「箱ごとちょうだい！」
なんて言うから、笑ってしまった。
横にいた夫も笑っている。

私たちの日常から娘はいつの間にか学んでいる。いいことも、悪いことも。
私と夫の子だから、なんていうか、出来がいいような育て方はできていない気がするなあ。反抗期になったら、それなりに反抗してきそうな気がするなあ。なんて思いながらも、今のところまっすぐ、すくすく育ってくれている。

「母ちゃんのつくるごはんはぜーんぶおいしい」
「母ちゃんのためにかばん作ったんよ。似合うと思って。どう？素敵でしょ？」
「素敵だよ、って言って」
なんてことを言う。
まっすぐで、私を見てー！も、私たち親への愛情も全開で清々しい。

そのうち、大きくなるにつれて、周りの反応を見て自分なりに消化しながら、コミュニケーションというものを学んでいくのかもしれない。
けど、今のこの貴重な期間しか聞けない愛に溢れた言葉を、照れながらも受入れ、心にチャージしておこう。って思う。

ちなみに、ここ数日よく言われるのが
「二人とも(夫と私)、けーたいいつまで見るんですか？」
である。(笑)
はい、気をつけます。
そんな親だけどそんなまっすぐに向かってきてくれて子供って本当に貴重。
私の人生に新しい側面をありがとう。