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無欲のチャレンジ

あけまして

2024年。年が明けて4日に義実家から戻り、ムスメの保育所は1日だけあったものの1週間だらけまくったリズムが染み込みこの3連休もダラダラと。
今日からようやく通常運転。朝早い夫の弁当と家族の朝ごはんのため5時半起きの日々。まだ寝坊したことはないのだけど毎度不安になる。が、今朝も起きれた。まあ何とかなる。

2024年は年始から地震や飛行機事故などあって色んなことを感じさせられた。
数年前から戦災復興のNPOに関わっていることもあり、寄付や支援についてはだいぶ身近になってきたが、改めて支援について考えさせられた。
被災された方やご家族を思うとともに、自分にできることをやっていくこと、今の自分の人生も大事に、家族や友人たちとの今しかない時間を楽しむことを大切にこの1年も過ごしていきたい。

2023年末のチャレンジ

話は少し戻って2023年12月。第二子が生まれて初めての東京遠征。
行き先は葛西のカヌースラロームセンター。
東京五輪でカヌースラロームの競技場として国内で初めて建設された人工コース。ここで、パドリングゲームス2023という大会が開催され、12/10のラフティングエキスパート部門に参加した。

実はほぼ1年前、このレースに出たのだが、私はその後妊娠発覚、出産を経て1年後こうしてまたここで漕いでいる不思議。同じメンバーに声をかけてもらい、「行けるか行かないか」ではなく、「行く」と決めて段取りすれば行けるでしょう!と踏んで、あれやこれや考え、色んな人を頼って、結果、上の娘(4歳)を私が連れて行き、下の息子(5ヶ月)を夫に丸投げする形で実現した。

今年は、やはり昨年よりは動きも悪かったがチャレンジできたことにまず拍手。ここ数年、年に数回だけど一緒に漕ぎ続けているチームのみんなとまたこうして漕げたことを素直に喜びたい。

2024年以降の目標設定

そしてこのチームのメンバーで世界にチャレンジしようか、ということも考え始めている。ここ数年、何度か一緒にレースにチャレンジしていく中で、なんとなくお互いに「世界一に挑むことができそう」って思えたからじゃないか。「本気で楽しむ」というところでのズレがあんまりなかったというか。

ちなみにラフティングの世界大会は2024年の開催も年始に決まったところだが私たちのチャレンジ自体は来年になるかも。どの大会に標準を合わせるかはまだ検討中だけど、それぞれ仕事もあるし、お金も必要だし、私は子供のこともあるので、チームとして無理なく楽しいチャレンジができる大会に挑みたいなと思っている。

私個人としては、ラフティングでは既に2017年に世界一になっているし、それから結婚して、子供にも恵まれ、それでもレースに出たりして、もうそれだけで十分楽しくて最高。世界一に対する執着はもはやない。
けど、でもこのチームで漕ぐことが単純に楽しいのと、一緒に漕ぐメンバーには単純に同じリバーガイドとして尊敬の気持ちもあるので、チームを世界一にするということに貢献したいなという気持ち。

こんな自分を苦悩の日々の中で世界一を目指していた過去の自分が見たら「あんな遊んでいるような人たちには負けたくない」と思いそうなくらい無欲で気楽なチャレンジになりそうだけど、ほんとに「やるよ!」ってなったらやるべきことはやらなきゃなあ。。ということはわかっている(つもり)。

世界一は甘くない。が、苦くもない。
手に入れるために必要なのは苦く辛い思いではなく、単純に勝つために必要な準備がどれだけできるか。かな、と40代目前の今は思う。
(別に過去が辛いことばかりだったわけではない。笑)

とりあえず1月からまたトレーニング始めるか。。とモヤモヤ考えながらまだパドルを握っていない2024年。

そんな感じで今年も楽しく漕いでいきたいと思います。

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