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笑わせようとする3歳児

「お姉ちゃんになるんだから」

ムスメ、3歳7ヵ月。
4歳になる頃には、もう1人生まれる予定。

これは私なりに意識していることだけど、
「もうお姉ちゃんになるんだから」
とか、下の子が生まれたあと、
「お姉ちゃんなんだから」
とか、できるだけ言いたくない。言わないようにしようと意識している。

私自身は3人姉弟(姉・兄)の末っ子なので上の子の心情はわからないけど、なんというか想像するに、子供にとって「お姉ちゃんなんだから」って、
「知らんがな。」
って話じゃないかなと思うので。
ムスメが強く望んで、私が仕方なくもう1人生むならまだしも、もちろんそうではない。

と、思っていたら、保育園でばっちり、しかも度々、
「○○ちゃん、もうすぐお姉ちゃんになるのに~」
って言われていた。
まあ、そんなもんですよね。。それが社会ってものかもしれないし、いいけど別に。気にするなよ、ムスメ(いいお姉ちゃんにはなってほしいけど)。

ムスメの性格

このぐらいの年になると、性格というか、キャラクターというか、思考の傾向というか、とにかく
「この性格はどこから来たんだろう・・・」
と親がナゾに思うことも多いが、人格のようなものが日々形成されていくのを感じるので面白い。

そんなムスメ、先日、父に怒られていたのだが、途中から必死で父を笑わせようと変顔を繰り出していた。
「この性格はどこから来たんだろうか・・」と思いながらも、2人のやり取りなので私は邪魔せず端でただ観察している(コーヒー飲みながら)。

父(つまり私にとっては夫だが)である彼はそんなものには屈しないぞという態度で叱っていたが、最終笑ってしまった。
端から見ていた私は、「ああ、ムスメの勝ちだな」と思う。

笑ったら最後、ムスメ、とっても嬉しそう。
その気持ち、わかるなあ。怒られているの、嫌なんだよね。
反省しないとダメ、とか、しつけがどうこう、とかあるけど、ムスメはたぶん怖い顔している父が嫌なんだろうな。と思う。
だからムスメに笑わされた夫を見ると私も「ああ、よかったな。」と思う。

ユーモアを大事に。

怒られて、ちゃんと反省するのも大事だけど、逆ギレされるよりは、笑わせてもらった方がいいじゃないか(でも逆ギレするときもあるから難しい)。

それに夫だって、しつけとして怒っているときもあれば、単純にムカついて怒っているときもある(これは私もそうだけど)。
そうやって理不尽に怒られちゃうときだってあるから、どうか恐怖とか悲しみに屈しない精神を持ってもらえたら私は嬉しい(こっちも努力せい、という話でしょうが)。

ちなみに昨日の晩ご飯のときも怒られ、ムスメはいつも以上に大泣きし、
「あ~これは長引くぞ、、」
と思っていたころに、ブッ!とムスメのオナラが出てしまい、怒っていた夫も、泣いていたムスメも笑ったのでそこでおしまい。

女の子なのに、「プリプリ~」とか「くっさ~」とか大好きだし、絵本も動画もなぜか車や恐竜ばかりなんだけど、ユーモアが育ってくれるならまあいっか。と今のところ思っている。

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