日記【270】 元保育士の力

今日は子ども教室。
年間8回ほど開催されるうちの2回目。
前回は初回ということもあり、公民館の方が用意してくださったゲームを中心に顔合わせというか、仲良くなるきっかけ的なことをやっていた。

2回目の今回はスポーツの回。
毎年8回のうち2回は体協のスポーツ教室的なことになる。
子ども教室自体はもともと体協絡みで参加していたので、ある意味僕が子ども教室に参加するきっかけになった元になるのかな。

子ども教室自体は小学生対象なので1~6年生までだいたい10人前後の参加がある。
人数自体は少ないから相手をするのにはそこまで苦労しない。
ここで難しいのが1~6年生までいるということである。
1年生と6年生だと運動能力に差がありすぎるし、ルールの理解度も違ってくるから、毎回なんのスポーツをさせるのか頭を悩ませている。
うちの地区では主にニュースポーツをやっていたが、ここ数回ボッチャとモルックが続いていた。
そんな中会長の「毎回同じことやっててもなぁ…」という一言に僕が反応した。
「じゃあ、一回引き受けましょうか」と受けてみて、今回のスポーツ教室に臨んだ。

何かやったことのないスポーツをするのもいいんだろうけど、コロナの制限もだいぶ緩和されてきたことだし、とにかく身体を思いっきり動かせるメニューを考えてみた。
イメージ的にはミニ運動会みたいな感じである。


1つ目が島色鬼。
カラーマットで島を作り、逃げる場所をある程度限定したもの。
子どもが逃げ、大人が追う。
大人といっても僕以外は50を越えたような人ばかりである(笑)
体協の人間とはいえ、さすがに50を越えた人間が、すばしっこい子どもの相手をするのは大変そうでしたね。
3回ほどやって、僕は3回とも鬼をやり、残りは他の人に交代でやってもらった。
2チームに分けていたので、最後まで残っていたチームの勝ちにしていたけど、ビブスをなしでしてみたら良かったかなと反省。
色がわかるとどうしても上手い具合に大人が調節してしまうから、どっちのチームかわからない状態で最後に残ったのがどっちの人間だったかわかるという風にしてみてもよかったのかなと思う。
個人的にゲームとしての仕上がり具合はあまり良くないかなと思ったけど、思ってた以上に子どもの反応が良かったことと、狙い通り思いっきり走り回らせることができたので良かった。

2つ目は運命の玉置き。
島色鬼同様カラーマットを使用。
あとは適当に体育館にあったテニスボール、ドッジボール、バスケットボール、バレーボールを使用。
4色のカラーマットを準備し、真ん中にあるボールをそれぞれのマットの上に置いていくという至ってシンプルなゲーム。
玉入れのような雰囲気だけど、ボールを置くだけなのでポイントを稼ぐのは簡単。
ただ、今回はとにかく走らせたかったので、一度に持てるボールは一個までという制限を設けてやってみた。
子のルールを設けることでボールのある場所とマットを何往復もしないといけないことになるが、これが今回のねらい。
余談になるけど、ルールを無視して投げたりする子がいなかったなと…。
自分が教わったときはもう一人の男性保育士と協力して投げる側受ける側に分かれてたことを思い出した(笑)
そして、ここからが「運命の」というゲーム名のポイント。
4色のマットがあるけど全てのボールの数での勝負ではなくて、指定された色のマットにあるボールの数での勝負。
赤、青、緑、黄を用意していたけど、その中から2色を選んで勝負。
例えば赤に10個、青に5個、緑に13個、黄に9個ボールがあったとして、赤と緑が選ばれた場合は23個という記録になるが、青と黄色だった場合は14個にしかならない。
だから、ボールを置くときにはどれか一つの色にたくさん置いてもいいけど、その色が選ばれなかった場合は0点になるし、うまくいけば大量点にもなる。
バランス良く置こうと思ったら、高得点は狙いにくい。
そこはチームとしての戦術が重要になってくる。
さらに、おもしろくするポイントとして、別の条件カードも今回は用意。
これのおかげで今回は上手い具合に結果がきれいになった。
1回目に出てきた条件カードは「全部の色」。
普通の玉入れと同じようにマットの上のボールを全て数えて勝負。
結果的に2個ぐらいの差で勝敗が決まった。
2回目に出てきた条件カードは「大きなボールは3点」。
この条件が出てきたことにより、2色を数えた段階では負けていたチームが、大きいボールの点数で逆転して勝利。
3回目に出てきた条件カードは「1色追加」。
2色を数えた段階では同点だったけど、もう一色追加したことにより、勝敗が決定。
自分でもなかなかいい条件を考えられたなと。
他にも大きいボールをマイナスにしたり、一色減らしたり、片方の色の点数を2倍にしたりも考えていたけど出なかったな。
これはまた次の機会に。
このゲームに関しては、大きいボールの取り合いでトラブルが発生したことが反省点だけど、それ以外の部分に関しては個人的には満足。

3つ目はボールリレー。
よくあるバトンの代わりにボールを使うというもの。
ボールを持って走り、戻ってきたら友達の足のトンネルをくぐらせて、後ろまでいったら頭の上から前に戻して、前の人までボールがいったら次の人がまた走る。
どこにでもありそうなゲームではあるけど、これは学年によってルールの理解度と最後にやったこともあって集中力の問題があった。
1年生の子がルールを理解できておらず、ボールを力一杯転がしてしまう、きれいに並ばない、途中でボールを止めてしまうなどの行動が見られ、そっちのチームが負けてしまったという感じになった。
反対のチームの2年生の気になる子がいたが、そこは高学年の子が上手くコントロールしていた。
ある程度予想されていたことではあったが、同じチームにだった子がかわいそうだったかなと。
まぁ、こればっかりは仕方ない。
このゲームに関しては、ルールの理解度に大きな差が出たので、仕方ないなと思いつつ、低学年の子のコントロールの難しさを感じたかなという感じだった。


次回は11月。
今度はもしかしたら、参加人数が増えたり、親子での参加があったりするかもしれないので、それに向けて準備をいたしましょう。
多分、次回もある程度任されることはあるとは思われるので…。



こんな感じに、仕事以外だと元気に活動できる人間です。

困った人間ですね。

明日もいくつか予定があります。

それが終われば、土日はある程度フリーになってきます。

もう少し婚活の方も力を入れられるようになりますかね。

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