中年以上は役立たず❓オイッ
お正月に親戚の子らと楽しくおしゃべり♪ 最近、テクノロジーの進歩が速すぎて中年以上は置いていかれてる、企業ではいらない感じって話になったけど、果たしてそうなのだろうか?
そこで、私がある専門の先生に聞いた話も交え、親戚の子らにシェアしてみた。
仕事では問題解決が大事で、何かトラブルがあれば即解決しないといけないけど、その解決方法に新しい情報(インフォメーション)を持っている若い人が有利という話。新しい知識を知っている人が有利・・?
果たしてそうなのか?ホント?
例えば、昔話。
昔々、私が若かった頃、電話が苦手で会話が止まってしまうことも多々ありました。同僚のAさんも、なかなか解決策が見つからず…。
すると、中年のベテラン、Bさんがやってきて「君は筋がいいんだ、これは昔、私が経験したトラブル。捉え方をこう変えると解決する!」とアドバイス。結局、Bさんのアナロジー的な経験が問題を早く解決する手掛かりになりました💛
ルーチンと違う仕事になると、常に解決策を見つけないといけない。
先生方曰く、過去の経験や考えたことは、知恵の雛形になる。知恵の雛形を思いつくと、直面する問題がスムーズに解決する。という。
なるほど、と思う。
若い方は、新しい情報を知っていることがあっても、この知恵の雛形の蓄積が少ないのは当然。
だから、仕事でも、投資でも、創作でも、知恵の雛形を持っている人が有利になるケースが多いのか。でも、みんなが知恵の雛形を持っているわけじゃないかもしれない。
例えば、何かの体験や書籍から情報を取るとき、自分の考えを確認するために情報を取る人、と、自分の考えを批判的に見て、深堀りするために情報を取る人の2パターンがある。
前者は・・確証バイアスか!
ちょっと厳しいけど、確かに考えさせられる確証バイアス。
確証バイアスって、自分の先入観に合う情報だけを選んで、ますます自分の意見を強化していくことを指す。
思い込み強化の経験を積んでも、知恵の雛形があまりない人になっちゃうかも。怖い。だから、親戚の子らには、歳を取った人を全部同じフォルダーに入れない方がいいって、追加で伝えておいた。
情報(知ってる知らないの偏差値系)は陳腐化
考える力(知恵の雛形からの応用)
みなさんはどう思いますか。
最新情報は大切ですけど、同じくらい、知恵の雛形(過去の経験や考えたこと)の応用から新しいアプローチが出てくることもあるのではないかと。
ぜひ、考えてみてください。
あなたのクリエイティビティを応援し、共に成長し、素晴らしい物語を作り上げるのを楽しみにしています。