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牧師夫人の徒然なるままに(六八一) 「主への賛美」

 新型コロナ感染症によって緊急事態宣言がなされて以来、教会の礼拝も、少人数による分散礼拝になりました。そして私は毎週水曜日の礼拝でご奉仕をさせていただいています。
 礼拝は、賛美、感謝、献身の大切な時だと思います。ですから、礼拝中のお祈りでも、「何々してください」というお願いはしないことに決めました。「賛美をさせてください。心を整えさせてください。等々」は「今、心を込めて賛美をいたします。今、心を整えてあなたとむきあっています」と自分の心を自分で制御して、最大限の「私なりの最良」を携えて主の御前に出ようと決めました。そして、たくさんの感謝と賛美をお捧げしたいと思っています。
聖歌の中に「数えてみよ 主のめぐみ」という一節がありますが「主よ、〇〇してくださって感謝します。云々」と主の成してくださった数々の恵みを思い出して、感謝することはもちろん必要です。
しかし、主は私たちの行いよりも状態に重きを置いてくださるお方です。したがって、最良の感謝と賛美とは「主がありてあるものでいて下さること」ではないかと気付いたのです。傍にいて下さること、インマヌエルなる方であること、愛なる方、善なる方、主のビーイングを高らかに褒め讃えたいと思いました。

安食道子

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