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nikumori
牧師夫人の徒然なるままに(六八四) 「先取りの励まし」
ヨハネの福音書を読んでいて、不思議な気持ちになることがあります。まだ、弟子たちが達し得ていないことをイエスさまは「~しました」という過去形で仰っている個所に遭遇する時です。
例を挙げるならば、一七章六節「彼らはあなたのことばを守りました」八節「信じるに至ったからです」などです。この言葉を聞いていたであろう弟子たちが、そのあと、イエスさまを知らないと否定したことを思えば、何とも不思議なお言葉です。
先日、とあるスーパーのトイレを利用させていただいた時にこんな貼り紙が目に入りました。「トイレをきれいに使ってくださってありがとうございます」??私は使おうとしているけれど、まだ使っていないのですけれど。と呟きながらもなんだか楽しい気分になりました。まだ実行していないけれども、私にそうするだけの価値を認めて、感謝してくれているなんて、すごいと思えたのです。
よほどひねくれた人でない限り、この貼付された言葉を踏みつけることはないでしょう。ハイ。私もいつもよりも気をつけて使わせていただきました。
イエスさまも私たちの気持ちを励ますために「あなたならできるよ!」と先取りの言葉をくださったのでしょうか。ハイ。私は、イエス・アイ・キャンです。
安食道子
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