見出し画像

「牧師夫人の徒然なるままに」(六四一)ありのままでいいのです?(その3)

 人の生涯は、もしかすると「ありのまま探し」なのかもしれないと思います。
 私には五人の孫がいます。その一人一人がなんとも個性的で、同じ両親からDNAを受け取ってもこんなにも違うのかと驚くばかりです。
 聖書には、私たちが母の胎にいる時から、創造主が目を留め、それを形作ってくださっていると書かれています。(詩篇139・13~)その時に「ありのまま」の原型が作られていると、私は思います。人の才能はあくまでも創造主からの賜物です。それは後天的に獲得しようとしても、無理な領域かもしれません。
 幼いころには、その「ありのまま」が際立っているのではないでしょうか。ですから、子育ての重要課題の一つは、子供の個性を引き出し、認め、伸ばすことにあると言っても過言ではないかもしれません。
 望んでいない型にはめ込まれて「今風エリートコース」の路線上を走らされることで、歪な生涯を送らざるを得ないかわいそうな人もいます。途中でそれが自分の「ありのまま」ではないことに気がついても既に時遅しで、路線変更がままならない場合もあります。
 UICS(宇都宮インターナショナルクリスチャンスクール)は、この「本来のありのまま」を大切に育ててくれる数少ない学校です。ご支援ください。

安食道子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?