【実際に提出した書類あり】障害年金の審査に合格した実体験
※最後まで無料で見れます
まず最初に…
説明はいいから「病歴・就労状況等申立書」の書き方を早く教えろよっ!という場合はこちらをどうぞ。
この書類はなにっ?という人はこの先を読んでください。
■はじめに
障害年金の審査が不安だ
自分で手続きできるのか?
「病歴・就労状況等申立書」の書き方がわからない
こんな悩みを抱えている人にぜひ読んでほしいです。
僕は「うつ病」で障害年金の2級に合格しました。
正直に言うと、手続きはかなりしんどかったです。
とくに症状が重いときに、書類を集めたりするのはかなりキツかった…
二郎系ラーメンを食べた後に、フルマラソンを走らされているような気分でした。
本記事の内容
障害年金の基礎知識
障害年金の審査に合格しやすいポイント
請求までの流れを簡単に説明
「病歴・就労状況等申立書」のPDFファイル
本記事では、障害年金に合格した実体験についてまとめています。
ちなみに僕は社会保険労務士には頼んでません。
自力で障害年金の申請を考えている人は、この記事を読んでから手続きをすることを強くおすすめします。
※本記事は障害年金の審査の合格を保証するわけではありません
■障害年金とは
障害年金とは、病気やケガによって日常生活や、仕事などが制限される場合にもらえる年金です。
長期間症状が続き、日常生活に支障がでてる場合は受け取れる可能性がありますよ。
対象となる病気は意外と多いようです。
こちらも参考にしてください:障害年金の対象となる傷病名・傷病別の解説
■障害年金を受給するまでの流れ
今回は、僕の体験をもとに話していくので「うつ病」の場合に、どういった申請手続きをしたのか書いていきます。
1.受給資格の確認
僕の場合、まずは障害年金の受給資格があるのか確認しました。
障害年金は、初めて病院に行った日付(初診日)から1年6ヵ月経過してないと請求できなかったりと、いくつかの要件が満たされてないと申請できません。
なので、まずは近くの年金事務所に連絡して、障害年金の申請ができるのか確認しましょう。
自分で事前に確認したい方はこちらも参考にどうぞ:障害年金ガイド – 日本年金機構
受給資格があるとわかった後の流れはこんな感じでした。
年金事務所の予約をとる
予約した日に年金事務所に行く
担当の方から、障害年金請求に必要な事項の聞き取りがある
担当の方から、障害年金の説明を聞く
障害年金の申請に必要な書類をもらう、書き方の説明を聞く
担当の方からの聞き取りでは…
医者から言われた傷病名
初診日
通院歴
障がい者手帳の有無
などを聞かれました。
特に初めて病院に行った日付(初診日)はかなり重要になってくるので、事前に調べておきましょう。
2.必要な書類をそろえる
必要な書類をそろえていきます。
正直これが一番大変だと思います。
細かい部分を思い出しながら書く書類もありますので、ゆっくり1つずつ見ていきましょう。
・受診状況等証明書
初めて受診した病院と、現在の病院が違う場合、初めて受診した病院で「受診状況等証明書」を書いてもらう必要があります。
めんどくさいですが、初めて受診した病院へ行って書いてもらってください。
初診の病院からずっと変わらずに同じ病院に通院している場合は、原則として「受診状況等証明書」は必要ありません。
・病歴・就労状況等申立書
自分が病気になってから、現在までの状況を確認するための資料です。
これが一番しんどかったです。
なんせ僕の場合は、いろんな病院をたらい回しにされ、いろんな検査を受けさせられたので、記憶があいまいで思い出せない…
みなさんも病院に行ったとき、検査結果や領収書は必ず保管しておきましょうね。
病院名、名前は架空ですが、こちらが僕が実際に提出したものになります。(この記事の一番上にあるファイルと同じ物です。)
見ていただいたらわかる通り、かなり細かく書く必要があります。
特に受診していた期間・受診していなかった期間の両方とも書く必要があり、期間をあけずに記入するところが、皆さんミスしやすいのだとか。
・医師の診断書
現在の病院で、担当医に書いてもらってください。
個人的には先に「病歴・就労状況等申立書」を作っておいて、先生に見せるのがオススメです。
なぜなら、先生も忙しいので患者さんの現状をカンペキに把握してない場合があるからです。
皆さんがお医者さんの立場ならどうでしょう?
紙にまとめて持ってきてもらうと非常にわかりやすくて、診断書も書きやすいと思います。
特に医師の診断書は審査する上でも重要な材料になります。
書いてもらったら、自分の現状が正しく診断書に反映されてるか、一度しっかりと目を通しましょう。
・その他の書類
その他に必要な書類をまとめました。
基礎年金番号通知書または、年金手帳等の基礎年金番号を明らかにすることができる書類
戸籍謄本、戸籍抄本、戸籍の記載事項証明、住民票、住民票の記載事項証明書のいずれか
受取先金融機関の通帳等(本人名義)
本人の状況によっては、これ以外にも必要な書類があるので必ず確認してみてください。
3.年金事務所に行く
上記で説明した、必要な書類がそろったらもう一度年金事務所に行きます。
そこで、担当者に書類のミスがないか最終チェックをしてもらって終わりです。
あとは、審査の結果を待つのみです。
お疲れ様でした。
ほとんどは書類集めだったと思います。
ちなみに僕の場合は申請してから3ヵ月ぐらいで通知がきました。
■審査に合格しやすいポイント
先に言っておきますが、障害年金の審査が100%通る書類の書き方や、方法などは無いと思います。
僕の担当医から聞いた話なので、あくまでも参考程度にお願いいたします…
精神障害での審査において大切なポイントは上記の画像にもある、医師に書いてもらう診断書の2枚目の3番「日常生活の程度」という部分が大事だとおっしゃってました。
ここが(5)に近ければ近いほど通りやすいと先生は言ってました。
もし自分の症状と書かれていることに違いがある場合は、先生にしっかりと現状を伝えて相談してみてください。
■おわりに
どうでしょうか?自分には無理だと思いましたか?
僕も最初は気が遠くなりそうでした。
正直、「病気でしんどいのに、なんでこんなに複雑な申請方法なんだ?」と思いました。
しかし家族や友人の助けもあって、なんとか申請までこぎつけることができました。
「どうしても無理っ!」っていう方は社労士に頼むのもありかと思います。(お金はかかりますが…)
最後に、障害年金の受給を考えてるあなたに…
障害年金を受給することは、恥ずかしいことじゃないと思います。
病気で働けないときのためにある制度なので、後ろめたい気持ちになることないですよ。
しっかり元気になって、また働いて年金を納める立場になればいいじゃないですか。
気楽にいきましょう。
きっと良くなります。
いつか同じ悩みを抱えてる人に、この記事が目に止まりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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