うわっ、・・・私の腕力低すぎ・・・?VS母

傘寿のお祝いと孫できたよ報告で久々に私の実家に妻同伴で赴く。

【今昔妊婦物語】
母「50年前の妊婦さんは『つわりは病気じゃない』ってことで。お父さんは入浴は手伝ってくれたけどね。また周囲からの干渉は多かったかな。」
傘寿のお祝いなのに居心地の悪そうな父(笑)。まあ時代背景なので仕方がないとフォロー。
私「今の妊婦さんは情報が多すぎて大変かな。核家族化で干渉は少ないけれど和のぺ見たいになりやすいから旦那がちゃんと手伝わないと。情報の海の中で奥さんが孤立してしまう感じになりやすい」
母が私の奥さんに向かって
「この子は2,3歳の頃に手を振り払って疾走する癖があって苦労したけど、それ以外は本当に育てやすかった。つわりもなくって何でも食べてたわ。素直ないい子だったよ」
私「それは表面上素直ないい子だっただけで、実は諦観によるものだったんだよね」
母「諦観?」
私「私の上位者の兄が腕力で父に、口では母にボコボコにされてたのを見て『あ、逆らうだけ無駄だ。絶対かなわんわ。抵抗すると苦痛が長引くだけだ』ということで。

「やらなくてもいいことならやらない。やらなければいけないことなら手短に」by折木奉太郎

の境地に40年前の私はとっくに到達していた。まあ、ヘタレの産物だったわけだが(笑)。

【70代母VS40代息子の腕相撲】
そのうち、私が受けたアシックスの身体測定の話にも飛び火。

私の体力年齢30歳だから「我が子が成人するまで働けるといいね」だとか、10段階評価の10点満点というストレス耐性と脚力とバランス感覚が評価される。ストレス耐性については「1万人が自害する状況でも自害しない強メンタル」、バランス感覚についてはいまだに「公園の鉄棒の上を延々と歩ける」など。
一方で腕力が10段階評価の2しかなかったことが話題になり、母の目がキラリと光る。
(肺活量も常人の2倍ある一方で、視力や空間把握能力は平均よりかなり悪い。
歌唱も方向も音痴だったりと、とんがった性能の自分の体だが総じて気に入ってる)

母「お母さんと腕相撲してみない?」
さすがに70代の母に負けるとも思わないがと組んでみたのだが・・・
私「あれっ?思ったより強い!?」
母(70代)が強いのか私(40代)が弱いのか。
腕相撲をしたら開始20秒くらい互角だったorz。
その後さすがに押し切ったが、
「うわっ、・・・私の腕力低すぎ・・・?」となった。
さすが腕力偏差値40以下だわ。
一方の母は将棋教室に来る中学生男子にも腕相撲でも勝利するらしい。

「将棋だけじゃなく腕相撲でも腕力強ぇえのな、おい!」である。
将棋教室に来る男子なので体育会系ではないとは思うが、
それにしても勝利する母親はなかなかの女傑だと思う。
というか我が家で1番男らしい性格(&棋風)なのは母だ。

腕力2が出て以降、毎日腕立て伏せはしてるんだが・・・腕立ての回数、増やそうっと。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。