親父に救われた話

前回日記の続き

奥さん「さあ土曜日は病院で精密検査」
私「断固拒否する。この程度の擦り傷でそんな医療関係の人たちの貴重な労力を割かせるのは申し訳ない」
奥さん「木曜日午前にかかったはお医者さんは念のため検査すべきと言はっきり言った」
私「それはそうだが。逆に言えば『今すぐ検査すべき重症だ』とは言わなかった。あれから3日経過してるのに自覚症状は皆無で治りつつある」
奥さん「悪化しない保証はない」
私「悪化する保証もない。以前の夜間に猫を追いかけてアスファルトにダイブした不詳とはわけが違う。不詳個所は手の平のみだ」
奥さん「お医者さんは化膿し始めてる。赤くなってるとも言ってた」
私「だから可能止めはもらったし、ちゃんと服用してる。適切な対策は講じている。過剰な対策は不要だ」
奥さん「過剰かどうかを確かめるために検査すべきだ」


私、ここで方針転換。
「わかった。じゃあキミ以外に君と同じ意見を言う人が一人でもいたら精密検査を受けよう。君のお母さんでも親族でもだれでもいいぞ」

発言直後に私の頭にある可能性がよぎる。その動揺を見逃さない奥さん。さすがに長い付き合いだ(苦笑)。

奥さん&私同時に「お義父さんは」「親父か」

私が知る限り最も慎重で悲観的な正確な人物がわが父であり、うちの奥さんと性格がそっくりそのままだったりする。

私(苦笑)「まあ、二言はない。うちの親父が病院に行けと言えば行くよ」
奥さん「いや、いいわ。お義父さんに不要な心配させたくないし」
私「うちのおふくろや妹なら『あ”? ツバつけときゃ治るんじゃない』って言われると思うけどね」

ということで親父が知らないうちに親父のおかげで様々な危機を脱したお話でした。チャンチャン。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。