30年前に類似のことをやった身として

「ドイツに勝ったら自転車で山口から東京まで帰ってやるよ」→1150キロの旅決定(4年ぶり2度目) 絶望の長距離走に挑む意気込みを聞いた
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7199540

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今から約30年前、金はないが時間と体力だけは有り余ってる大学生だったころ、サイクリング部だった私は長期休暇になるたびにサイクリング車で貧乏旅行を繰り返していた。

当時の私の体力では1日平均150キロくらいは走れたので山口から東京は8日ほどで走破した覚えがある。頑張れば1日で200キロくらいは走れたが、それをやると翌日は50キロくらいしか走れなくなる。

山奥でパンクすると詰むので簡易修理キットでパンクを直せることは必須だった。

トンネルを走ってる時にトラックに追い越しをかけられると極めて恐ろしかった。

自転車旅行で重宝した3種の神器は「ゴミ袋」「ガムテープ」「新聞紙」だった。ゴミ袋に首と手を通す穴をあけて、中に新聞紙を詰めて腰の部位をガムテープで縛れば簡易のダウンジャケットが出来たりする(見映えは最悪だったがw)。野宿の際は夏でも湿気で体力を奪われるので、防熱マットの代わりに段ボールを調達したり、寺社仏閣で火を使わない条件で野宿させてもらったり、農家のおばちゃんにスイカをごちそうになったりした。

ホームレスの人に野宿に適した場所を聞いたり、偶々であった方と将棋を指したり、野宿中に野犬に囲まれたり、野良温泉に入浴してたら生簀もないのに背中に鯉を背負ったその筋のおっちゃんと色白な愛人風美女が入ってきて、謎の白い粉を温泉に勝手に投入したりと盛りだくさんの体験を得た。

要は1150キロならば1週間から10日もあれば走れるだろうということだ。

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CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。