逆境の気構え、3か条

逆境や不利な状況での気構えは実はとても簡単な3か条だ。
「腐らず自分に出来る最善を尽くすこと」「出た結果は淡々と受け入れること」「検討すべきは最善を尽くせたかどうかであり結果ではないこと」

奥さんに「すずめ雀(簡易マージャン)」を教えて半年、ほぼ毎日挑戦を挑まれる。奥さんによると「ハコらせたい」らしい。2人用の場合、持ち点は40点8回勝負である。

基本的に奥さんには負けないが、将棋と違って運の要素も強いので連続で押し込まれることはある。昨日は6連続でアガられ続けて持ち点5点まで追い込まれることもあった。

ただ、私がやることはあまり変わらず。「その時点で持っている知識や情報で最善の判断を行えていたかどうか」のみである。最善を尽くしても相手がさらに早くアガった時は「仕方ない」と受け入れる。自分ができる最善を尽くすことに一生懸命取組んでいる内に運の流れが遅かれ早かれコチラにやってくる。必要以上に奇を衒ってはいけない。

ただ、性格的に奇策の類は嫌いではないというか、むしろ好きなので困ってしまう。「奇策をぶっ放すことが勝ち負けよりも上」という価値観になってしまうと我ながら始末に負えない(笑)。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。