炎上系を検索し反応する人々への献策

ゆたぼん父 ジャガー横田親子を全力擁護!長男の“ウソ”に「目くじらを立てなくていいと思う」
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炎上系の戦略目標は周知のとおり「注目を浴びて再生回数を上げる事」である。決して「大多数に好かれること」ではない。彼らは嫌われようがなんだろうが「話題になればいい」という「さみしがりやなカマッテちゃん」だ。まあ田舎の珍走団みたいなものだ。

なのでいくら嫌われようが、罵詈雑言を浴びせようがほぼ痛痒を感じない。「不快感」を武器に注目を浴びる彼らは「メンタルの強さ」を悪用してるとも言える。

「不快感をなんとかしたい」という己の感情制御ができず、彼らの動画を見に行き再生回数を献上してる時点で炎上系の戦略的勝利、気になって見に行ってしまった方々の戦略的敗北だと言える。

炎上系の方々は「注目を集めるために犯罪にならないギリギリを探る人々」ともいえる。
彼らはまっとうな努力や才能では注目を集められないと悟っている。弱者である彼らとしては、ある種正しいやり方と言える面もある。

そりゃ大谷翔平選手や井上尚弥選手、藤井聡太竜王のように豊かな才能やまっとうな実力、誠実な人間性で注目を集められれば「不要な煽り」「犯罪行為すれすれなこと」など、ハナからする必要もない。

格闘家の自称「モテてしゃーない」らしい皇治選手が井上尚弥選手を以下のように評しているが、これなど「因果関係が逆転した本末転倒な考え方」と言える。

>皇治は「マルコメがすごいのは、勝ち続けて高視聴率も取っていること。そういうホンマのスーパースターって必ず何か付属品や付加価値がついているんですよ。マルコメなんて、十分強いから本来ああいうキャラはいらないじゃないですか。それでも俺にケンカしてくる。それは自分じゃなくて格闘技界を盛り上げるためなんですよ」と分析した。
一方で井上については「実力は頂点だけど、付属品がない状態なんですよ。となれば、ボクシング界全体を引っ張り上げるために何かしらの付属品を持つ段階に来ていると思う」と力説。そして「こんなこと言ったら『アホか。一緒にするな。俺たちは実力だけで勝負していけんねん』となるかもしれないけど…」としつつ、こう提言した。

頭痛が痛くなる(!)くらい「順序が真逆」である。「十分強いから本来ああいうキャラはいらない」というメイウェザー選手が今になってヒールを演じるのは「真っ当なボクシング技術オンリーでは稼げなくなったから」である。井上選手は「強い選手と試合して勝利し、結果的に注目を集め、金銭を稼ぐ」というところだろう。なので実力だけで勝負できる選手からすれば「付属品や付加価値」など必要ないし、余計なお世話というものだ。
ボクサー引退後のメイウェザー選手は本当に強い選手ときわどいルールでは決して試合をしていないのがその証左であろう。
天心選手とのキックありルール、朝倉選手との組付きありルールでやっても勝敗がどうなるかは不明だが、あくまでもメイウェザー選手にとってリスクが極めて低いボクシングルールでお小遣いを億単位で稼ぐビジネスだろう。スケールが大きいのでそうみえにくいだけのことだ。

ただし、この選択肢を取る炎上系は「倫理観という能力が不足気味」になる。したがって、しばしばギリギリを読み違えて犯罪行為を自分で晒して炎上自爆となる(いわゆるバカッターが好例である)。

たしかに私も彼らは不快に思うが、いわば「ハエや蚊の類の羽音」みたいなものであり、自身の時間という貴重なリソースを割いてまで「退治排除したいか?」というと微妙なラインである。仮に気になって追い払ったところで、彼らは再び構ってもらうために「耳障りな羽音」をたてる。ハエや蚊を完全に種として滅亡させるのが不可能に近しいのと同様に彼らを壊滅させるのは不可能に近しい。

彼らが境界線を見誤って犯罪行為でもしでかせば話は別だろうが、その時は周囲ではなく
国家権力の治安維持の勢力が彼らを製肘するだけのことだろう。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。