アイアムエアホッケーマスター(自称)

以前も書いたようなきもするが。相方とエアホッケーをまとめて遊んできた。

某キャプ翼のSGGK伝説(ちょっとちがうけど)は継続中である。生まれてこの方失点ゼロだ。おそらく死ぬまで失点ゼロで行けると思われる。

エアホッケーは反射神経よりも考え方が大切だ。相方は歴代戦ってきた女性の中では最強で、あやうく0VS0の引き分けに持ち込まれかけたが、ロスタイムでフェイント撃ちでを決め、なんとか振り切った。

左右2つのマレットがあるのでエアホッケーの攻撃においては「左を制する者は世界を制する」である。組合せでとれる作戦は多い。左で直線撃ちのフェイントをかけて正面を固めさせて右で反射撃ちを決めるのが基本だが10回に1回くらいは素直に左で速射の直線撃ちを入れる。

実は防御について反射神経はあまりいらない。考え方さえわかってれば失点ゼロに近いことは誰でもできる。

①マレットの定位置
失点はゴール枠の幅にパックを撃ち込まれると発生する(当たり前だ)。
んで、ゴール枠に対してマレット2つを置く基本ポジションがある。ゲーム開始時に先手ならパックを引き寄せてパックの大きさ、マレットの大きさをはかる。ゴールの両サイドギリギリからパック1つがギリギリ通らない位置にマレットを配置する。これが基本位置になる。これで中央の隙間以外での失点可能性はゼロになる。マレット2つ+パック2つ分の不動の壁が簡単に作れる。マレットやパック、ゴールの大きさにもよるがゴールの8割はカバーできるイメージだ。中央にできる隙間はパック1つ以上2つ未満というところが多い。

さて、エアホッケーの攻撃は「スピードの直線」と「攪乱の反射」しかない。この2つに対処する。

②直線防御
「直線」でセンターを狙われた場合にだけ特に集中して反射神経を発揮する必要がある。それ以外は左右のマレットを貞一から動かす必要はない。これが失点ゼロの基本概念である。

③反射防御
「反射」は直線よりも中央角度計算で2つのマレットを1パックの隙間を保ちながら寄せれば実質マレット2つ+パック1つ分の動く壁で防ぐ。また反射角度に応じてマレット2つを平行にしたままではなく、2つのマレットで作る壁を正対させるのも忘れてはならん。(極端にすればわかりやすいか。マレット2つが縦に並んだら2つでなく実質1つの幅にしかならない)反射させてきた壁から遠いほうのマレットをやや前に出して迎撃すると覚えておくとよい。

これら3つの徹底だけでほぼ失点ゼロへの道は9割がた固まると思っている。あとはパックを踏んで止めようとマレットを浮かせるような愚を犯さない(マレットが浮いている瞬間は非常に危険なので接地状態キープは基本)、攻撃に出た時のスキを突かれないことくらいだろうか。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。