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小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.21

編集部のhanatsumetaです。今年の晩冬のコーディネートについて聞きました。(写真提供・オンワード樫山の田中義基さん)


カジュアル感が高まるブラスト加工ジーンズ

春に向かう晩冬のコーディネートは、ブルゾンなど冬のアウターに、春を意識したカジュアルなボトムスとインナーを合わせると季節感を演出できるということでした。田中さんは「ボトムスはカジュアルなアイテムとして代表的なジーンズを軸に組み立ててみましょう。ブラスト加工などで部分的に色を落としたものならカジュアル感がより高まりますよ」と教えてくれました。
 
春らしさと同時に冬らしさも出すには、ワイシャツの上にジャンパーやブルゾンなど冬のアウターを羽織るのが良いそうです。田中さんの提案はカーキなど深いトーンのシンプルなレザーブルゾン。冬だけでなく春も感じさせる、少し渋めの大人コーデが楽しめるとのことでした。

シックな雰囲気のグレー系

ジーンズはグレー系でもOK。カジュアルさに加え、シックで落ち着いた雰囲気が出せます。インナーはワイシャツでフォーマル感を出しつつ、アウターには、カジュアルなジップアップタイプのボーダー柄ニットパーカを選ぶのも大人の着こなしだそうです。

ワイシャツにボーダー柄ニットパーカが大人の着こなし

最後に少し脱線。取材の途中で田中さんから「カッターシャツの語源を知っていますか」と質問がありました。私が「知りません。船のカッター用のシャツとか」と答えると、田中さんは「カッターシャツはスポーツ用品メーカーのミズノが考えた商品名です」と説明してくれました。創業者の水野利八氏が大正時代、野球観戦で観客の「勝ったー!」という歓声を聞き、ひらめいたといわれているそうです。皆さんは知っていましたか?(編集部hanatsumeta)

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