特別寄稿　〜コロナウイルスワクチンの集団接種・職域接種への薬剤師派遣の思い〜

株式会社　共栄堂
代表取締役社長　永田　浩史

新型コロナウイルス感染症が流行し始めて1年以上が経過しており、現在はワクチン接種が進んでいる状況です。
そのような中、私どもは『医療は止めてはならない＝継続する』という思いから、徹底的な感染予防に努め、今のところ、店舗を休業させることなく継続することができています。

私どもは『変わりゆく地域医療を「技術」で「心」で支える調剤薬局に』を企業理念とし、新潟県を拠点に取り組んでまいりました。
今回のワクチン接種会場への薬剤師派遣はまさに「地域医療への貢献」であり、社を上げて参加させていただいています。
一方で他職種連携という観点からも、ワクチン接種会場での業務を通じて、より深い関係性を構築できることを期待しています。

今回のワクチン接種会場へ薬剤師派遣は今までにない取り組みでありながらも、参加を希望する当社の薬剤師が“意外”と多かったことに驚くとともに、医療人としての「心」が育っていると実感した次第です。
何分、不慣れなところもありますが、何事も経験であり、皆様からのご指導と職域接種の取り組みで薬局の職員が成長していることを感じています。