[#15]GB Studio ゲーム制作ログ|おすすめプラグイン4選
はじめに
こんにちは、メラノバイトです。GB Studioを本格的に触りだして毎日めちゃくちゃ楽しいです。noteのアクセス数も1000を突破し(ありがとうございます!)、黙々と作業していても誰かに届いているんだな〜とちょっとそわそわ。
前回、オリジナルゲームに着手したとご報告しましたが、まだまだ勉強続きなので、今回はGB Studioに追加できるプラグインについて4つ、おすすめのものがあったのでご紹介します。
▼前回の記事はこちら。
プラグインの存在
実は、GB Studioで使えるプラグインの紹介は公式ドキュメントにはほとんど記載がありません。(そのため、ほとんどのプラグインの存在を1週間くらい知りませんでした。)
▼公式ドキュメント(英語)
▼私が翻訳・要約したのがこちら
GB Studio3.1はそのままでも機能がたくさんありますが、追加することでゲーム製作の幅が広がる!ということですね。
プラグインの重要性
私は第12回の記事で、背景アニメーションの練習のためにポケモン銀のワンシーンをコピーしたのですが、その時点でもうプラグインがないときつい状態でした。
▼こちらの記事でやっています
詳細はここでは書きませんが、動かせるタイル数、配置できるアクターの数など、ものすごく制限が厳しいので、たくさんのタイルをアニメーションすることができないからです。
プラグインはまずGB Studioを触りまくってから・・・と思ってましたが、そうもいかないことに気づきました。
プラグインの紹介
ここでは、私が色々調べて見つけた便利そうなプラグインを記載します。
まだ使っていないものや、GB Studioのバージョンによってはうまく動作しないものもあるので、そこは気をつけてください。
1.Swap Tiles Plugin
こちらは先ほどのポケモンのコピーで使ったものです。
たくさんのタイルを簡単に(個人的には難しかったけど)アニメーションすることができるので、とりあえず入れていて損はないかも。
2.GB Studio Plugin Collection
下記の機能が使えるプラグインが入っています。
・SGBパケット転送
・名札付き対話・大型アバター
・アクター セット コリジョン ボックス
・フェードなしでシーンを変更 (グリッチ)
・Whileループ
・高度な数学関数
・マスターボリュームプラグインの設定
・システム時間を変数プラグインに保存
・音楽位置設定
・Set Palette Colors Plugin (GBCの場合、GB Studio3.1はまだ使えません)
2つ目の名札付き、大きいアバター付きのダイアログとかはかなり使えそうな感じがします。
また、プラグインなしではシーンが切り替わる時にどうしてもフェード(白か黒、スピードは選べる)が入りますが、4つ目のフェードなしプラグインを使えば、シーンが切り替わる時にフェードをなしにできるみたいです。
これ結構重要だと思います。
他にもシステム時間(ゲーム開始してからの時間)を計算してくれたり(タイムアップ的な使い方もできるかも)とても便利なプラグインが詰まっているので、これもインストールしておいて間違いないかなと思っています。
3.GB Studio 3.1用プラグインパック
下記の機能が使えるプラグインが入っています。
・ゲーム画面の下部にダイアログボックスを表示
・詳細メニューを表示
・背景テキストを表示
・背景の印刷
・リアルタイムクロック(時計の設定)
・音楽のチャンネルミュート機能
・プレイヤー位置の取得
・カメラ位置の取得
・スムーズなフェードを実現するためにカラーを補間(カラーモードのみ)
ひとつ目のダイアログボックスの表示はこんな感じ。
ふたつめの詳細メニューの表示はこんな感じ。
保持アイテム数を変数に入れて、メニューに表示させることができます。これもすごく使えそうです。
4.GBStudio Platformer Plus
下記の機能が使えるプラグインが入っています。
・固定アクター、プラットフォームアクター、および重力の設定
・プレイヤーの動きに対する高度な調整
・壁ジャンプ、ダブルジャンプ、浮遊
・新しいダッシュ機能とそのオプション
・高度な走行メカニクス
・抜け床
・新しいカメラコントロール
・強力な新しいスクリプティングイベント
・高度なメカニクスを作成する方法を示すサンプルプロジェクト
こちらのプラグインは、アクション性を強化するために特化したものになっていて、2段ジャンプなども実装できます。
▼こちらでものすごく丁寧に説明されています
https://github.com/becomingplural/GBS_PlatformerPlus/tree/main/docs
おわりに
今回は4つのプラグインをご紹介しました。
公式ドキュメントを眺めているだけではなかなか辿り着けない情報なので、GB Studioを使っている誰かに届きますように。
自作ゲームにもどんどん取り入れていきたいなと思います。
ここまで読んでくれた人ありがとう〜
それではまた🦈
▼次回の記事はこちら
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