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軽井沢日記[完]

みどりがきれいな季節になった。

軽井沢に来たばかりの時は
まだ桜が咲いていなくて
肌寒かったのを覚えている。

2ヶ月って長いなぁと思っていたけれど
振り返ってみると
あっという間だった。

3月、メンタルやわやわ時期に
自然があるところに行きたい!
なおかつ働ける環境にと、
思い立って応募したのが
今回のリゾートバイトだった。

海があってあったかいところがいいなぁ
と、思って最初に応募したのが香川県のホテル。

だったけれど、
見える場所にタトゥーが入ってるため不採用。

派遣の担当の方に
タトゥーが入っていても大丈夫なお仕事は
あるかどうか尋ねてみたところ、
今回の軽井沢でのリゾバを紹介されたのだった。

そんな仰々しいタトゥーではないことと
人間性がちゃんとしていれば大丈夫とのこと。
あとはキッチンでの作業なので
お客さんの目に触れる機会が
少ないこともあるのかな。

そんな流れで
最初に希望していた
海があってあったかいところ
とは真逆の土地に派遣されることとなった。

とにかく東京から出たいの一心で
流れに身を任せてみたけれど
それがかえってよかったのかもしれない。

個性的な従業員の方たちとの出逢い

広々とした自然

きれいな水と空気

鮮明に見える星空

おいしいごはん

軽井沢で触れたあらゆるものに
とても癒された。

そのおかげでメンタルやわやわ時期を
乗り越えることができた。

すれ違っていた友だちとも
軽井沢にいる期間に電話で謝った。

まったく連絡をとっていなかった友人とも
6月会う約束をした。

一人の時間が多かった分
自分が幸せを感じる基準ってなんだろうと
内観する日が増えた。

軽井沢に来て本当によかった。
感謝の気持ちでいっぱいだ。
おまけに、リゾバをしようと思い立って
行動した自分にも感謝。

次に来るのは7月。
今よりは暑い時期になるけれど
今度はどんな出会いと気づきがあるのか
わくわくしながら
6月は東京で過ごしたいと思う。

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