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VALORANT世界一を決めろ #02

それでは、前回の記事で紹介させていただいた、世界中から集まるプロフェッショナルなプレイヤー達が最高のスキルと戦略を競い合う場であり、VALORANTのeスポーツシーンのハイライトとも言える大会「VCT Champions」。今回はその過去の大会について紹介していきます。

まずは、VALORANTの歴史的な1年となった、2021年のVALORANT世界大会である、VALORANT Champions Tour(VCT)2021。2021年、VCTはeスポーツの舞台に大きな変革をもたらしました。その年、VALORANTの競技シリーズは様々な地域で激しい戦いが繰り広げられ、プロプレイヤー達の最高のスキルと戦略、熱狂的なファンとともに、eスポーツ界隈を大きく奮い立たせました。

VCT 2021は、地域ごとのトーナメントからスタートしました。VCT大規模公式大会であるので、Challengers(チャレンジャーズ)・Masters(マスターズ)・Champions(チャンピオンズ)の3つから構成されており、Challengersを勝ち抜くとMastersへ。Mastersを勝ち抜くと、Championsで世界一を決める戦いへと足を進めます。北米、欧州、アジア、ラテンアメリカなど、様々な地域からのチームが集まり、その地域の誇りをかけて競い合いました。そして、最終的な出場チームは16であり、開催地はドイツ。賞金総額はなんと1億円以上でした。

日本から出場したCrazy Raccoon(CR) は2020年に設立され、本拠地は日本の東京です。 チーム名"Raccoon"(ラクーン)は、英語でアライグマを向き、その名の通り、彼らはクレイジーで特異な戦略やトリッキーなプレイの数々で多くのファンを魅了しました。結果は13~16位と残念な結果となってしまいましたが、日本のファンのみならず、世界中の観客を盛り上げていました。

では、2021のVALORANT世界一に輝いたチームはどこでしょう。それは、ヨーロッパ・中東・アフリカの総称EMEAの代表「Acend」です。Acendは、イギリスを拠点とするプロプレイングチームで、2020年に設立されました。チーム名の「Acend」は、英語で「昇る」や「上昇する」といった意味を持ち、彼らの目標や成果にふさわしい名前とされています。彼らは、2021年のVCTにおいて圧倒的な実力を発揮し、各トーナメントで頂点に立ちました。 特に、VCTマスターズ レイキャビクでの優勝は彼らの成功の象徴となりました。 そして、Acendは欧州地域を代表する強豪チームとしての地位を確立しました。獲得賞金3500万円を獲得し、2021のVALORANT2021の世界一となりました。

ここでVCT 2021に出場したおすすめのチームを紹介します。それはチームVision Strikers(VS)です。VSは、韓国を拠点とするVALORANTのプロゲーミングチームで、その強力な実力と独自のプレイスタイルで注目を集めています。プレイスタイルの特徴として、頭脳を使った戦略はもちろん、敵を倒すうえで最も重要なAIM力のレベルがとても高い。特にRb選手は、抜群のAIM力で会場を何度も盛り上げ、Rb撃ちというRb選手の撃ち方を真似するプレイヤーが多く出るほど、観客を魅了した。