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超初心者によるエレキギター解説#04

練習をはじめる前に確認しておくこと




前回の記事では、エレキギターのチューニングとアンプの音色調整について解説しました。


機材の準備は整いましたが、練習を始める前に確認することがまだいくつかあります。


ということで今回の記事では、練習を始める前に確認しておくことを紹介します。


※タイトルにもある通り、筆者は経験約半年の”超”初心者です。より詳しく正確な情報を知っていただくために、ほかの記事もあわせて読むことをお勧めします。


演奏の姿勢

 まずは姿勢について確認しましょう。


 立ち演奏時のストラップの長さは、次の画像の姿勢になるように調整します。


ギターの角度は次のようにします。


ギターを45°くらい前に出すことで、指が開きやすくなります。

ピックの持ち方も確認しておきましょう。この時、ピックを指から出し過ぎると引きにくくなります。(ペンを長く持つと書きにくいのと同じ感覚です。)

演奏時の姿勢についてはいろいろなスタイルがありますが、はじめは正しい姿勢、弾きやすい姿勢を押さえておきましょう。


楽譜の読み方

 楽譜を読むと聞いて身構える人も多いと思います。しかし、今回紹介するのは音符を使った一般的な楽譜ではなく、ギター用の便利な楽譜です!とても簡単なのですぐに覚えられると思います。


 まずは指板の見方を確認しましょう。指板を上から見たとき、一番上(一番細い弦)が1弦、一番下(一番太い弦)が6弦です。そして左(ヘッド側)から1・2・3...フレットとなります。

 指板の見方を確認したら、ギター用の楽譜、TAB譜の見方を覚えましょう。指板と対応させると次のようになります。


TAB譜の線に対応する弦の、数字に対応するフレットを押さえます。0の場合は押さえずに鳴らす開放弦と言います。
上は普通の楽譜に近いですね、5弦1フレット、3弦押さえない(開放弦)、4弦4フレットの順で1音ずつ弾きます。
下のように数字がまとまって書いてある場合は、1度に押さえて鳴らします。数字が書いてない弦は鳴らさない(ミュート)です。
ほかにもたくさん表記があるのですが、練習の段階ではこのくらいで十分だと思います。練習を進める中でわからない物が出てきたら、その都度調べてみましょう。

 次にダイアグラムを紹介します。こちらもギター用になりますが、TAB譜と違いコードを表わすためのものです。因みに上の画像の下はCコードを表していて、ダイアグラムで書くと次のようになります。

 指板を上から見た図と対応していて、丸に文字が書いてある所が押さえる位置で、左側のマルは開放弦、バツはミュートを表しています。また、ふつうは押さえる位置は黒丸で書かれるのですが、練習用のサイトなどでは上のように抑える指も書かれていて初心者でもわかりやすくなっています。

 今回は練習を始める前に確認することとして、演奏時の姿勢と楽譜2種の読み方を解説しました。説明が難しかったのですが、少しでも理解してもらえていたらうれしいです。

これで準備が整ったということで、次回は練習の方法をいくつか紹介します。