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快適なゲーム環境を目指して#07

 前回はコントローラーを紹介しました。今回はキーボード&マウスの視点操作担当のマウスを紹介していきます。
 
 まずマウスではDPIというものが重要になります。これは1インチ動かした際に何ドットマウスカーソルが動くのかということです。例えば800dpiの場合は左に1インチ動かした際画面で左に800ドット動くことになります。これが32000dpiなどを謳っている商品がありますが、ここまで必要がないのではないか、と思うかもしれません。しかし使用するDPIが低くても、センサーが高性能であるということは重要です。センサーが高性能であればほんの少しの動きも感知してくれるためそれだけ繊細な動きが出来ます。普通の人は大体1600dpiか1200dpiか800dpiに設定している人が多いです。また、センサーが弱いと素早く動かした際に反応しないこともあるため、センサーの性能は大事になってきます。dpiの数値が大きくなればなるほど高感度となり、低くなるほど低感度となります。
 筆者は12000dpiのマウスを使っていますがこちらはそこまで変に感じたことがないですが、昔6000dpiくらいのマウスを使用していた際に速く動かすと反応しなく、困ったことがあったため12000dpi以上は欲しいのかなというのが経験則です。
 
 マウスの差別点は大きく3つあります。
 まず1点目は有線かどうかです。
 有線の場合は低感度の場合はおススメできません。理由としては低感度の場合はその分マウスを大きく動かす必要が出てくるため、コードが邪魔になることが多いです。最近ではマウスバンジーというマウスのケーブルを固定してコードの問題を軽減してくれるものが存在します。もし有線を使う場合はマウスバンジーを使うことを推奨します。利点としては有線と違い充電を必要としないという点が一番大きいと思います。また遅延が確実にほぼないのは大きいです。
 無線の場合は接続方法が2種類あります。USBドングルによるワイヤレス接続とBluetooth機能をつかった接続です。こちらの場合、ゲームをする際はBluetooth接続だと遅延を感じる場合が多いです。そのためワイヤレス接続の場合はUSBドングルを使った独自接続の方が良いでしょう。また最大の利点としてはコードがマウスから伸びていないためコードに縛られず自由にマウスを触れる点でしょう。机の上にデバイスが多い人はコードも多いことがありますが、大きく振り続けるとマウスのコードが絡まってしまう場合があります。これが起きないのでかなり快適にゲームが出来ます。欠点としてはやはり電池切れがある点でしょう。乾電池式/充電式どちらにかかわらず電池切れした際は多少動かすのに時間がかかってしまうため緊迫した場面などで電池切れするととても残念なことになってしまいます。
 
 2点目はボタンの数です。
 普通のマウスは右クリック、左クリック、マウスホイール程度しかボタンがないことが多いです。しかしゲーム用のマウスだと親指側に2つ追加でボタンがついてることがあります。これらは基本的に初期は進む/戻るに割り当てられていることがありますが、ゲームのコンフィグでここにもアクションを振り分けることが出来ます。そのためキーボードの操作が指が届きにくいところにあるキーの動作をマウスに振り分けることが出来ます。
 またMMO用マウスがあります。こちらは大量にキー操作を要求されるMMOの様なゲーム向けに作られたマウスで、ボタンが9個以上サイドボタンについているものがあります。こちらはボタンの方はマウスの側面に詰めているため一つ一つがボタンが小さくなるため触ってみて使えそうだと思うなら使ってみるのもよいのではないでしょうか。
 MMO用以外にも多ボタンのマウスはあります。例えば側面の先端の方に追加のボタンがあるマウスもありますし、左クリックのさらに左にボタンがついているものもあります。筆者の経験則からはサイドボタンが6つまでなら何とか押し間違えないかなといった感じです。
 
 3点目は重さです。
 一番重視する人は低感度の人はかなり振り回すので低感度の方が疲れず素早く動かせるので良いという人もいます。がしかし軽すぎてピタッと止められない人もいるため、自分の合うマウスの重さはどれくらいなのかということをマウスの大きさと一緒に店頭で触ってみるのが一番だと思います。
 
 まとめ
 見るべきは接続方法、ボタン数、重さ
 12000dpi以上あれば十分なセンサー
 サイドボタンは6つまでがおススメ
 大きさ、重さが好みで違うため店頭で触って確かめよう!