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目指せ雑学マスター【干支編】#4

 あなたは自分の生まれ年の干支について知っていますか?こう質問するとほとんどの日本人が十二支の動物のいずれかを答えると思います。しかし、干支の十二支の意味についてはどうでしょうか?といったことに関しては、ほとんどの人が分からないと答えると思います。したがって、これらの知識を持つことによって、例えば、十二支の動物にはどのような意味があるのか?と聞かれた場合にこの雑学を披露することで、会話が弾むきっかけを作れる可能性があると考えられます。この記事では、そういった明日から披露できる干支についてどのようなものなのかを紹介します。
 
 まず、十二支の意味について説明します。十二支は、もともと、木星の位置で年を数えており、公転周期が12年であるために天を12等分したものでしたが、世に広めるために動物を選んだとされています。そして、動物を選んだ結果それぞれの文字に、意味が込められました。
 
 次に、今回は午から亥までに込められた意味の一部について説明します。午の意味として、ウマはウシと同様に生活に欠かせない存在であり、健康や豊作の象徴という意味が込められています。未の意味として、ヒツジは動物の中でも群れでの生活を好むため、家内安泰の象徴という意味が込められています。申の意味として、サルは知能が高く、神の使いであると信じられてきたため、賢者を象徴する動物という意味が込められています。酉の意味として、トリは特にニワトリを表しており、商売繫盛の象徴という意味が込められています。戌の意味として、イヌはウシとウマと同じように、古くから生活をともにしており、主人に忠実であるため忠義の象徴という意味が込められています。亥の意味として、イノシシの肉は昔から万病に効くと考えられていたため、無病息災の象徴という意味と猪突猛進という言葉があるとおり、一途で情熱的なイメージが込められています。
 
 まとめとして、十二支の動物である午には健康や豊作の象徴、未には家内安泰の象徴、申には賢者の象徴、酉には商売繫盛の象徴、戌には忠義の象徴、亥には無病息災の象徴、といった各動物にはそれぞれ異なる意味が込められていることが分かったと思います。これらの知識を覚えていることによって、例えば、日常生活の中で干支についての話題が上がったといった場面で知りたい人がいた場合に教えてあげられることによって雑学マスターの道の一歩になるのではないかと考えます。