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「人力RPG」~PBWの魅力~#02 コンテンツ編

・前記事のあらすじと本記事の概要
 一般的にはあまりその名が知られていないオンライン参加型ゲームジャンル・PBW。
 その魅力は自分の思い描いたことをほぼそのまま形にできる「自由度の高さ」です。
 今回は、PBWのコンテンツについて、筆者が体験してきたものを中心に紹介していきたいと思います。

・キャラクター
 PBWの根幹を担っていると言っても過言ではないもの。それは、参加者達が思い思いに作成したキャラクター達です。種族・性別・ジョブなどのゲーム毎に用意されている基本設定を組み合わせるだけでも相当なバリエーションが生まれますが、そのキャラの生い立ちや性格といった細かい設定部分は参加者自身で決めることができるのです!
 「正義のヒーローを目指す少年」のようなシンプルなものでもよし、「迷い込んだ異世界で魔法を覚えた魔法剣士の少女」といったてんこ盛りのでもよし、文字通り世界で唯一のキャラを作り出すことができます。(ちなみに魔法剣士の方は筆者が実際に作ったキャラです。)
 また、キャラ同士の交流ができる掲示板・コミュニティも存在しており、そこで起こった出来事で自分のキャラの人間関係や心境の変化を反映させ、数値で見えるステータス以外の精神的な部分を成長させることができるといった楽しみ方もあります。

・シナリオ
 このゲームは、基本的にシナリオと呼ばれる小説にキャラクターを参戦させる事がメインとなっています。このシナリオも実に種類が豊富であり、シンプルに敵を倒しに行くだけのものもあれば、特定の条件が課せられた中での調査行動、キャラクター同士でお祭りに参加するといったミニイベントといったように、自分のキャラクターを活躍させることのできる場が沢山設けられています。
 
・イラスト
 自分の考えたキャラクターの姿や、シナリオ内での活躍描写...せっかくなら目に見える形に残したいですよね?
 PBWではそんな基本的なキャラの立ち絵・挿絵のようなワンシーンを始め、キャラ同様自分で設定を練ることができるアイテム1つ1つといったように幅広くイラスト作成をすることができます。
 もちろん、クリエイターさんに依頼するので代金は発生しますが(シナリオも同様)、基本的には1番安いもので掲示板表示用の顔アイコンが1,100円、キャラの立ち絵も3,300円から作成することができ、直接クリエイターさんに依頼する場合よりもリーズナブルです。

ここまでの紹介はいかがだったでしょうか?
 今回までの記事を通してPBWに興味を持ってくれた人に、実際に遊んでいただけることを期待するとともに、本記事を締めさせていただきたいと思います。
 最後までお付き合いいただきありがとうございました。