時系列順に紹介するゼルダの伝説#03
まず、この記事は「時系列順に紹介するゼルダの伝説#02」の続きとなっているので、まだ読んでいない方は先にそちらを見て頂ければと思います。
「時系列順に紹介するゼルダの伝説#02」では、「ふしぎのぼうし」、「４つの剣」、そしてゼルダシリーズを語る上で欠かせない「時のオカリナ」について紹介しました。この記事では、「時のオカリナ」で分岐する３つの世界線について解説していきたいと思います。
時系列の図を見ると分かる通り、「時のオカリナ」でのハイラル統一戦争の勝敗で時系列が分岐します。まず、ハイラル統一戦争にて勇者リンクが敗北したルートから解説していきます。ハイラル統一戦争に敗北したリンクは全てのトライフォースを奪われ、ガノンドロフの野望である世界征服を達成させてしまいます。そこから、世界を手に入れ好き放題するガノンドロフに、リンクが立ち向かっていくストーリーに展開していきます。
次に、ハイラル統一戦争でリンクが勝利したルートについて解説します。こちらのルートはリンクが勝利したあと、ガノンドロフの野望を伝えるために過去へ戻る子供時代のルートと、ガノンドロフの野望を伝えるために過去に戻りリンクがいなくなってしまった世界を描いた大人時代のルートが存在します。
まず、子供時代のルートについて解説していきます。過去に戻ったリンクはゼルダ姫にガノンドロフの思惑を伝え、事前にガノンドロフの野望を打ち砕きます。しかし、激しい抵抗によりガノンドロフの処刑に失敗したものの、賢者たちにより「影の世界」へ追放されます。「ムジュラの仮面」ではリンクの冒険の裏でガノンドロフの処刑が進められていると思われ、処刑失敗の後に追放された「影の世界」で復活を目指し暗躍するストーリーが「トワイライトプリンセス」へと続いています。
次に、大人時代のルートについて解説します。リンクがガノンドロフを封印し、元の時代へ帰った後の世界のストーリーに続いています。リンクがいなくなったため、勇者の血筋が途絶えてしまい長い年月を経て復活したガノンドロフを止められませんでした。そのためハイラルの神によりハイラルの大地もろともガノンドロフを海の底に封印しました。それからさらに長い年月が経ち「風のタクト」へと繋がっていきます。
ここまで「時のオカリナ」から分岐する３つの世界線について解説をしてきたが、これらの時系列を知らずともそれぞれの作品ごとに完結しているため、どの作品から遊び始めても楽しむことができます。ただこういった時系列を知っておくとより没入感が得られると思います。