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私が制作したお菓子たち#03

 前回は私が制作したお菓子をアルバイトのM先輩に渡した話をしました。その後、M先輩とは会っていませんが同じバイトのNさんから「この前、彼女と来てたよ。元気そうやったで」と聞き、恋人ができたんだと感じました。確かにM先輩の正確なら恋人ができてもおかしくありません。自分も将来、恋人ができるのか疑問に思いました。脱線はここまでにして今回は私が作ったお菓子を高校の友達や先生にあげる話をします。制作したお菓子はドロップクッキーです。

 このお菓子を制作したのは高校の卒業式の日です。卒業式の前日に私は今後、友達と会う機会は減っていくだろうと感じ、何か特別な物をあげたいなと思っていました。その時に思いついたのが作ったお菓子をあげる事でした。しかし、最初の記事で説明した通り私が通ってた学校は工業系の高校です。つまり学生のほとんどは男性でクラスメートも全員、男性です。3年間、男子校にいるようなものだったのでお菓子を作る前に私は「男性が男性からお菓子をもらうのは気持ち悪いだろう」と感じ、制作するのか悩みました。バイトのM先輩に渡すときは気持ち悪いとかは一切、考えなかったし、M先輩も美味しかったと返事をくれたのでM先輩は大丈夫だろうと思っていました。しかしながら今回、渡す相手は高校の男友達なのでこのことが後に距離を取られることやLINEブロックの原因になると考えるとお菓子を作るべきではないと感じました。そんなある日、たまたま作ったお菓子を高校の男友達のグループLINEに送ると友達のM君から「美味しそう」や「食べてみたい」と返事をもらたのでもしかしたらM君なら大丈夫かなと思っていましたが、その後、ほかの友達のA君やT君2人から「俺も食べてみたい」と返事をもらい私は「男からもらうお菓子、しかも手作りお菓子とか気持ち悪くないのか?!」と思い、卒業式の当日、お菓子を作り、友達に渡す事にしました。

 その時に制作したお菓子はドロップクッキーです。理由は短時間で作ることができ、持ち運びが楽だったからです。本当はブラウニーやパウンドケーキなどの食べ応えがある物を渡したかったのですが流石に時間が掛かるし、丁度いいサイズのパックや包みがなかったのでドロップクッキーを作る事にしました。ドロップクッキーはボウルに無塩バターを入れゴムベらで柔らかくなるまで練り、グラニュー糖を加え泡だて器ですり混ぜた物に卵を2回に分けて加え混ぜる。次にふるっておいた薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーを加え、ゴムベらで切るように混ぜ、チョコチップとピーカンナッツを加え混ぜる。ラップをして冷蔵庫で30分、休ませる。最後にオーブンシートを敷いた天板に冷蔵庫で休ませた生地をスプーンとゴムベらを使用してこんもりのせ、190度のオーブンで8分、180度に下げて7から10分焼けばできあがりです。

 制作して渡した結果、友達は喜んで食べてくれました。その後、ドロップクッキーが何枚か余りましたので担任の先生と授業でお世話になった先生に渡しました。皆、喜んで食べてくれてよかったです。よろしければ、この記事を読んだ皆さんも作ってみてください。