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8回目 NPB

 今回は、NPBについて語っていきたいと思います。一般社団法人日本野球機構(NPB)は、日本プロ野球のJERAセントラル・リーグの6チーム。パーソルパシフィック・リーグの6チーム、計12チームを統括する文部科学省スポーツ・青少年局所管であった一般社団法人です。1年の流れとしては、3月末の開幕戦から始まり5月末から6月にかけて交流戦。7月にはオールスターゲームがあり、10月からクライマックスシリーズがあって1年が終わります。レギュラーシーズンの各球団の試合数は、リーグ内25回戦総当たりの125試合ともう1つのリーグの各球団との交流戦18試合の計143試合で行われます。このレギュラーシーズンで成績上位3チームがクライマックスシリーズへと進出することができます。まず各リーグ2位と3位でBO3を戦うファーストステージ、次にファーストステージの勝者とリーグ1位がBO6(リーグ1位側が1勝のアドバンテージ)で戦い、リーグ優勝を決めるファイナルステージ。最後に各リーグ優勝チーム同士がBO7で決着をつける日本シリーズでその年の日本一を決めます。
 今でこそ何事もなく、ペナントレースが進行しているけれどここ数年はNPBも様々な対応を行ってきました。2020年に新型コロナウイルスが感染拡大する中、レギュラーシーズンの開幕の延期と無観客での開催となりました。交流戦やオールスターゲームも中止となり、それに伴って試合数も120試合に削減となったシーズンでした。さらにこの年に行われるはずだった東京オリンピックも延期され、準備や競技を開催する球場が使用できなくなったため、変則日程でシーズンが行われました。コロナウイルスの影響もあったけど、徐々に観客の人数制限の緩和が進んでいき、ついには数年ぶりに声を出しての応援も可能になって、活気が見られていい雰囲気だなと感じました。
 その他にも、ドーピング対策としての血液検査の実施。2015年に野球賭博問題があり、反社会的勢力の遮断の必要性があるとのことから、各球団に身元確認などの強化の要請を行った。国際大会への配慮として、シーズンの日程変更や、他競技の試合日に合わせて試合を行わないよう調整も行った。NPBによるTV中継は、地上波放送において昔と比べたら激減しました。最近では、DAZNやパ・リーグTVなどのインターネット上で配信する事例が増えてきました。こういう視聴のしかたも悪くはないけど、やっぱりスポーツは生でみてこその歓声や雰囲気が味わえると思います。