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あなたに合った占いを

この記事は占いを強要するものではない。しかし、占いで知ることのできる未知の事柄は、とても神秘的で魅力的である。この記事ではそんなあなたのために、あなたに合った占いをご紹介できたらと思っている。
 
「占いはみんな一緒だ」と思う人もいるかもしれないが、実際の所、占いは一緒ではない。大きく分けて二つに分かれる。それが東洋式と西洋式である。この二つの占いが大きく違うのには、成立した社会の価値観が大きく違うということがある。
 
まず、東洋式から説明しよう。東洋式の思想は主に中国から発生してきている。その考えは、運命には変えられないものがあり、それに人間が適応することによって幸せを得ようとするものである。故に、東洋の占いは運命を「知る」ことに重きを置いている。三回で紹介した六曜がいい例である。六曜は、日によって運勢や適した行事を求め、それに従って行動する。運命を変えるのではなく、それに従って幸せを手に入れようとする考え方である。
 
続いて、西洋式を説明しよう。西洋式の思想は主にヨーロッパから発生してきている。その考えは、運命とは、未来とは自分の力で変えることが出来るものであり、不幸な未来は変えてしまうことで幸せを得ようという考え方である。それ故に、西洋の占いは運命を「どうやって変えるか」と言うことに重きを置いている。四回で紹介したタロット占いがその例である。タロット占いは、出たカードによって占われた人がするべき行動を知る。「不幸な未来は変えてしまえば良い」、それが西洋式の思想である。
 
占いは、その方法によって次のように分けることもできる。すなわち、「命術」「卜術」「相術」「開運術」である。「命術」には「四柱推命」「数秘術」等が該当し、生年月日からその人の持って生まれたものを占う。「卜術」には「タロット占い」「卜占」「数秘術」等が該当し、、カードの展開のように、偶然の事象から結果を占う。「相術」には「手相」「顔相」等があたり、顔などの特徴から結果を占う。「開運術」は、「風水」のように、特定の方法で開運の方法を知る。
 
いかがだろうか。一口に「占い」といっても様々な種類があることがおわかりいただけたと思う。そのどれもが、先人達が人生をかけて開発してきたものであると言うことは、想像に難くない。その知恵を借りて、自分の人生に役立てていくことは、あながち悪いことではないと思うのだ。どうか自分に合った占いを見つけ、先人との語らいに興じることを楽しんでいただきたい。